「あなたはガンです。」と告知された後、どのような気持ちでガンに向かうかで
生存率がこんなに違うということをお知らせしたくて、今日の記事を紹介します。
イギリスの心理療法家グリアーは、ガンにかかった時の精神状態に
関する研究を行った。
対象:早期の乳ガン患者62人
内容
ガン告知を受けた3ヵ月後に、「自分がガンになったことをどう受け止めたか」
というアンケートを実施し、以下の4つのグループに分けた。
1.ガンに打ち勝ってやろうと思った。
2.自分はガンではない、大したことはないと思う。
3.医師にすべて任せる。
4.ガンで死ぬ恐怖に襲われた。
結果
15年後の生存率は、1→4順番に悪くなった。
「4.ガンで死ぬ恐怖に襲われた。」グループは、「1.ガンに打ち勝ってやろうと
思った。」の5分の1しか生存していなかった。
「1.ガンに打ち勝ってやろうと思った。」「 2.自分はガンではない、大したことはない
と思う。」という積極的姿勢グループは合計45%が生存したのに対して、
「3.医師にすべて任せる。」 「4.ガンで死ぬ恐怖に襲われた。」という消極姿勢
グループの生存率は、わずか17%だったのです。
同様のことが、イギリスのキングスカレッジ病院やオランダのエラスムス大学
バン・ファーレン教授の研究でも報告されています。
コメント
「ガンを告知されても、その後、ガンに立ち向かっていくような生き方をすれば、
生存率が高まります。」
このことを知っていると、きっとどこかで役に立つのではないかと思います。
是非、下記の本を一読することをおすすめします。