私が39歳で億万長者になるまでの道のりを振り返ります。

あなたのお役に立てることがあれば幸いです。


第11回目は、中国本土株が非流通株問題で優良株でさえ軒並み売られ、

8年来の安値を更新していた2005年5月を振り返ります。
 

市場で流通していない株(非流通株)が大量に放出されたら大変だということで、
本土株はずっと下げていきました。

8年来の安値を更新した時点で、政府がさすがに何か支援策を出して来るだろう

と思っていたら、市場支援策が次々と打ち出され何とか持ち直しました。


政府はこれ以上大幅に株価が下落することは望んでいないようですので、
今後も、多少下げることはあるでしょうがある程度下げたら、

また支援策が出されるように思いました。


なぜなら、ほとんどの企業の大株主は中国政府です。


中国政府が損をするようなことをするはずがないと思っていました。

そう、株価が安くなっている時に放出なんかするはずがない。

中国政府はシタタカなので、自分達が損するような政策を発表するはずが
ありません。

だから、そんなに怖がることはない。



大きく下げている企業でも、業績自体が悪くなっているわけではなかったので、
非流通株問題が解決したら、B株にも海外資金も入り易くなり、

長期的には利益が出せるに違いない。

そう思ってB株を買い増ししました。



当時、ピーター・リンチの下記の言葉は中国本土B株のことと思っていました。


「株価の下落は頻繁に起こることである。株価の下落は慌てふためいて
 逃げ出した投資家が残していった割安株を拾う絶好の機会である」



次回は、この頃底値で購入した深センB株のシンセンチーワンワーフ(200022)

のことを話します。


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