モルガン・スタンレー証券は最新のレポートで、
今年下半期以降、仮に輸出が不振でも、不動産セクターが内需を支え、
中国経済の下振れ圧力を緩和すると予測。
不動産セクターが中国経済回復へのキーとなることから、
業界の不利益につながるような政策の見直しが行われる可能性は低いと分析。
また、長期的観点から見れば、ファンダメンタルズは良好だとして、
不動産バブルは発生していないとの見方を示した。
同証券は中国の不動産セクターが持続的回復局面にあるとの見方を示し、
中国経済回復に向けた最大のけん引役になるだろうとの見方を示した。
コメント
これまでは中国経済が非常に良好だったため、
不動産セクターは抑制されてきました。
100年に1度の経済危機で、今は不動産セクターの抑制を緩和して、
GDPを伸ばそうとしています。
まだ、GDPが目標の8%を達成できるかどうかという段階ですので、
現時点で抑制策はとれないと考えると、
しばらくは不動産セクター株に暴落はないと考えられます。
本当は暴落したところで拾いたいんですけど(笑)。