私が39歳で億万長者になるまでの道のりを振り返ります。


あなたのお役に立てることがあれば幸いです。


第1回目は自分の人生が大転換する前の状況を振り返ります。



私が会社に入社した当時はバブルな時代でした。


日本の経営が世界的に注目され、終身雇用は当たり前。


一生懸命に仕事さえしていれば、会社が生涯面倒を見てくれると


多くの人が考えていた時代です。


そのため、当時の私は良い社員になるという選択肢しか考えていませんでした。


その頃、収入とは会社からもらう給料のことを意味し、


給料以外に収入を得る方法があるなんて思ってもいませんでした。


だから、たとえ仕事が大変でも一生懸命にやっていくことが


結果として、自分の将来のためになると信じていました。


会社という狭い世界の中で頑張るということが


自分の人生で最も大切なことと考えていました。


自分の将来のことを考える余裕もなく、ただ、もくもくと仕事をこなし、


夜遅くに家に帰り、次の日はまたその繰り返し、そんな毎日でした。

当時、私は頑張っている。会社に貢献していると思っていたので、


将来に不安を感じることはありませんでした。


いや、正確に言うと将来のことを考える余裕なんて無かったんです。

人間は毎日忙しい生活をしていると目の前のことをこなすだけで


莫大なエネルギーを奪われます。


そのため、長期的な視点から物事を考えることがおろそかになるからです。



その当時、私が投資で儲けることができるとは思っていなかったことを示す


エピソードがあります。


あるテレビ番組で株で大儲けをしたというアメリカの高校生のことが


放映されていました。


その高校生は、インタビューで「バイアグラ」を開発したファイザーの株が


高くなるだろうと思ったので、買ったら大儲けできたと言っていました。

株のように元本が保証されていないし、どの株が上がるかなんて分からない世界で


大儲けしているなんて、きっとその高校生には株で儲ける特殊な才能があるに


違いない。


自分とは無関係の別の世界に住んでいる人の話だとその時は思いました。

決して「面白そうだ。自分もやってみよう」とは思わなかったんです。



そんな生活を変えなければいけないと思うような出会いがありました。


私の人生を変えたのはこの出会い です。