コロラド州デンバー郊外ソーントン在住のエマリン・ヌエンさんは、豊胸手術を受けるために同州グリーンウッド・ビレッジにある形成外科「Colorado Aesthetics and Plastic Surgery」を訪れた。


しかし、エマリンさんは麻酔後に2度の心停止を起こして呼吸が止まり、脳に重度の障害を負った。原因は、通常の麻酔薬の7倍の量が投与されていたからだと後の裁判で判明した。

 

この写真は、施術後昏睡のものだが、結局、彼女は裁判中の2020年10月に、19歳という若さで亡くなってしまった。

 

裁判では、過失致死の罪にとわれたキム医師と麻酔専門看護師のミーカーに、それぞれ100万ドルの和解金と、2023年11月に結審したところによると、キムには、過失致死未遂(未遂?)と医療行為法違反で禁錮たったの15日の刑が科され、麻酔看護師のミーカーは、裁判で告訴が取り下げられ無罪。

 

今の時代、当たり前のように多くが美容外科を訪れるが、危ないことだらけだ。