―ほんもの―
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2022.12.03 96歳と7ヶ月

祖父が亡くなった


もう4年くらい会えていなかった

次に会うときは遺骨になっているそうだ


知ったときは心が空っぽになった

空っぽというよりはただ無と言った方が良いかもしれない


気を抜くと涙がこぼれる

まだ葬儀のための準備をしたくない

まだ心がついていけない


同居していたわけでないし

頻繁に連絡を取るわけでもないし

相談とか深い話をするわけでもない

そんな祖父だけど、一番関わりが深かった祖父だから



なんでこんな日でも

お腹がへるのだろう、笑えるのだろう

心と感情が解離してるのか

自身が白状な人間なのかわからない

臆病



臆病者だ




でも、隠して生きているつもりだ


また嫌われるのが恐いから、一人でも大丈夫って見栄はって生きているつもり

嫌われたときを正当化するために、どこかで嫌いで変人な自分を演じてるつもり


だって、本当の自分を受け入れるのが恐いから
本当の自分をみせて、一人になりたくないから


本当の自分をみせないと人間と心から信頼できる関係になれないことも知ってる

演じてる自分のままではバレないか.ずっと、ずっと怯えながら生きることも知ってる


でも、恐いのだ
本当の自分を評価されことも
誰かと信頼関係を築いた後、否定されることも


否定されることには慣れている
でも、その怖さは変わらない

怖さを知ってるからこそ、
否定されてもいいように原因を自分で作ってる

だって、実際はどうあれ
自分で納得できる原因を作っておけば
そのとき、心は守れるから


逃げ道ができるから


そうしないと、きっと心がもたない


学生時代に経験した怖さは今もまだ染み付いている
きっと相手は忘れている、その程度のとこ


いっそ、怖さに囚われていることが
分かりやすく表現できるヤツになれば良かった

分かりやすくオドオドしたり内気なヤツになれれば良かった


そうすれば、そんな素直で正直なヤツなら
何かが変わってたかな


でも、自分はそうはなれなかった

怖さなんて知らないふりを選んだ



だからかな。

きっと今も何も変われていない
過去も自分自身も、受け入れられていない


目を反らし続けているから


でも、こんな生き方、疲れてきた

でも、こんな生き方しか知らない



戦うより タイセツナモノ


2020年6月19日
好きなアーティストがグループを脱退した



以前からデマの脱退報道があったから
全く予想もしてなかった

ホントに脱退するなんて嘘だと信じたい....


でも、これが現実みたいだ
永遠などないと分かっていたのに....





まだそのアーティストを
素直に応援することはできない





大変なとき、率先して強い言葉で
グループを導いてくれたこと、知っている。

ライブのとき、最高の笑顔でパフォーマンスしてくれたこと、知っている。

辛いときも、アーティストしてのプライドを
崩さなかったこと、知っている。

メンバーといるとき、メチャクチャのびのびと
楽しんでいたこと、知っている。




アーティストがグループを大切にしていたことを知っている。





だから、アーティストを嫌いにはなれない





だって、今まで観てきたアーティストの
好きな面は消えない



好きだった事実は消えないし
好きなことに後悔はない



今までグループを守ってくれて、ありがとう

まさか君がそのグループを去るとはね....
メンバーといるときの君が一番好きだった....




今はこれだけ。






だけど、思うんだ





今まで君はその強さやプライドで
グループを守って導いてくれた


でも、それだけじゃ君の居場所は
失くなってしまった





なにが足りなかったのかな。

 





きっと、"捨てる勇気"だと思う。







君には戦う勇気も強さもプライドもある
だけど、プライドを捨てる勇気だけがなかった



今まで、そのプライドで
自身とかグループを守ってくれた

でも、そのプライドで
大切な居場所が失ってしまった



考え方の違いで
どっちも間違っていないとき

戦う勇気でプライドを
まげることが出来ないかった


見かけだけでも
プライドを捨てる勇気をもてなかった





ただそれだけ。




たったそれだけ。





捨てる勇気があれば結果は
変わっていたかもしれない





間違っていないプライドを捨てることは難しい
特に真っ直ぐ歩んできた人にとっては.…



だけど、戦うよりも、
捨てる勇気で守れるものもあると思う。






今までずっと戦ってくれた君。


ずっとずっと戦ってくれて、ありがとう
そして、ごめんなさい
そんな君になにもできなかった

これからも、応援するとは今は言えないけど

君の未来に幸あれ。




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