行政書士に依頼する業務は多岐に渡りますが、なかでも自動車事故の処理出来るだけ早く依頼すべきでしょう。

行政書士は自賠責保険の手続きも扱っています。

交通事故によって高度な障害をが残ってしまったら、実際の障害に見合った補償を請求すべきです。

加害者側の保険会社と争う準備をするためにも、適切な障害の認定を受けましょう。

そのために、第一に「被害者請求」の手続きを出来るだけ早くする必要があります。

被害者請求のための医師の診断の手配や手続きは代理である行政書士が行います。

事故にあった時は直ぐに行政書士に、場合によっては弁護士に相談して、迅速に対応するのが良いでしょう。

また、相続における手続きについても、早い段階で行政書士にお願いすることをお勧めします。

相続の場合は、手続きの期限が決まっているものが多いためです。

例えば以下のような内容が挙げられます。

 

手続き

期限

死亡届

亡くなって7 日以内

年金に関する手続き

亡くなって10 日以内

健康保険に関する手続き

亡くなって14日以内

家庭裁判所へ相続放棄の手続き

放棄する場合は無くなって3か月以内

税務署へ準確定申告の手続き

亡くなってから4か月以内

相続税の申告と現金による納税

亡くなってから10か月以内

他にも、法律では期限が定められていないものの、出来るだけ早く手続きした方がいい事項があります。

  • 自筆証書遺言書が見つかった場合、家庭裁判所の検認手続き
  • 遺産分割協議と遺産分割協議書の作成(遺言書がない場合)
  • 金融機関への死亡の連絡と口座の凍結
  • 不動産名義変更手続
身内が亡くならて精神的につらい所ではありますが早い段階で行政書士にお願いすることをお勧めします。