自動車の名義変更などでナンバープレートを

変更するときには、車を所轄の陸運支局に持ち込まなければなりません。

そこで自動車のナンバーを変えますが

ナンバーを変えることは普通の人にはできません。

なぜなら、自動車のナンバーはネジで留めますが

後部の左側のネジだけはアルミの蓋がかぶせてあります。

これを封緘と呼び、一度取り外すと二度と取り付けることができないからです。

 

車検証上の登録車体番号とナンバーの番号が違うことのないよう、

盗難、偽造の防止目的でこの蓋が取り付けられています。

この蓋を取り付けることを「封印」といいます。

 

普通は陸運支局に持ち込まなければ行うことのできない「封印」ですが、

行政書士の中にこの封印をお客様の所に出向いて行うことのできるものがいます。

特定の研修を受け、行政書士の単位会の推薦を受け、損害保険に加入し、

自動車整備振興会等の契約を結んだ行政書士はいわゆる「出張封印」を行うことができます。

これにより車両を運輸支局まで持ち込む必要がなくなり、手間、時間の大幅な節約になります。

 

主に自動車販売会社の方からのニーズが非常に高い仕事の一つです。