自律神経ってそもそもどんなもの?
私たちは自分で意識していなくても常に呼吸をしています。
ご飯を食べると自然に胃腸が消化・吸収し、暑い時は汗をかいて体温調節をします。
そんな生命維持に不可欠な呼吸や代謝、発汗などを24時間休むことなくコントロールしているのが『自律神経』
自分の意思とは無関係に、呼吸器官や消化器官といったあらゆる内臓器官、血管などを調整する神経です。
体中に行き渡り24時間休むことなく働く自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」があります。
昼間は「交感神経」、夜は「副交感神経」が活発になるというリズムを持っています。
主に交感神経が優位な時間帯は体が活動的になり、副交感神経が優位な時は心身がリラックスした状態になります。
自律神経が整っている場合はこの切り替えがスムーズに行えますが、自律神経のバランスが乱れるとコントロールがうまくいかなくなり、様々な不調を感じるようになります。
下痢や便秘が続くのに病院では原因が見つからなかったり、病院に行くほどではなくてもやる気が出なかったり、気分が落ち込んだりするのも、この自律神経の乱れが原因の一つと考えられます。
下痢や便秘が続くのに病院では原因が見つからなかったり、病院に行くほどではなくてもやる気が出なかったり、気分が落ち込んだりするのも、この自律神経の乱れが原因の一つと考えられます。
多くの人は、自律神経が乱されやすい環境で生活しています。(常に戦闘モード!!!)
ストレスや緊張、怒りなどの『感情の乱れ』
→感情が高ぶると交感神経が急激に活発に。
車で例えると、アクセル全開でブレーキが効かない状態。
昼夜逆転生活や睡眠不足、食事の時間が不規則といった体内時計とのズレが大きい『生活リズムの乱れ』
天気や気温、気圧の変化などの外因によっても自律神経のバランスは変化してしまいます。
自律神経を整える第一歩は『呼吸』
ゆっくりと深い呼吸は副交感神経の働きを活発にしてくれます。
毎日1分間、しっかりと呼吸する時間をとりましょう...♪*゚
寝る前でも朝起きてすぐでも自分がやりやすいタイミングで大丈夫です!
大切なのは毎日のルーティーンとして生活に組み込むことです!
まずはゆっくり3秒かけて息を吸いましょう。
その後6秒かけてゆっくりと息を吐きましょう。
この『1:2』の長さで息を吸って吐くことを意識してみましょう...♪*゚
呼吸や行動が変われば血行も改善され、自律神経も整います٩(*´︶`*)۶
また、やる気のなさやだるさを感じた時は、適度な仮眠もおすすめです。
夜の寝つきが悪くならないように15~30分程度がいいでしょう。
昼寝をすると副交感神経が働いてリラックスした状態になり、自律神経を整えることにもつながります。