傷ついている人たち、

引きこもりの人たち

自分の命の行く末を考えている人たち


どうか、どうか乗り越えて欲しい


この人たちが、乗り越えて生きたとき

世の中は、もっともっと、優しくなるとおもう


感性が豊か過ぎて、傷つくのだろう

思いが深すぎて、苦しむのだろう


豊か過ぎる感性と、深すぎる思慮を

持つ人が、生き続けたとき、

それは世の中にとって、宝物にも変えがたい人たちになるはずだ


このような人たちが乗り越えたとき

その人は、優しく、大きく、深くなっていくのではないか


傷つき、悩み、苦しむ人たちが、

乗り越える力をもったとき

いつかこのような人たちは、もっとも地球に必要な人たちとなると確信する

人間関係


私が紹介した私の友人、

二人は、私に知られないように会っていた

3年だか、5年だか、ずいぶん長い間だそうだ


何も知らない私は、ここに遊びに来ているのに、何も言わないで帰るのは良くないと

目の前で電話をして、受話器を渡した


元気? という会話は、芝居だった

前の日に会っていた二人。


遊びにきている友人が帰って行って数日後

地元の友人が我が家に来た


自分は、ずっとウソをつかされていたといっていた

もう疲れた、といっていた


自分はもう疲れたから彼女を切るのだと言っている

私の悪口ばかり言っていたことも、本当にいやになったと言っている


ふむ・・・・


3年だか5年だか、ずっと、私にウソをついたのは、この人が選んだことである


しかし、

私の中で、あまり腹が立っていないのはどうしてだろう


私には、たいした問題ではないと思ったのはどうしてだろう


この事実を知らされたその場から、

私はこの人たちに興味が薄れていった


そして、私は、人を飛ばない、というところの

大切さにを、あらためて思う


私はたぶん傷ついているのだろう

でも、たいした問題ではないと、やはり思う

電話をしていました


こちらは暖かな日で

でも、日本は真冬で外

午後6時過ぎ

日も落ちて、ずいぶん寒い日


私の長い話を聞いてくれていた時


ふと、私は相手を思い、

寒くない? と聞きました


「寒い」 と一言



この一言は、衝撃的でした


私は、本当に寒いのだろうと、思いました

不思議ですが、心のそこから暖かな思いやりを感じました

そして、信頼関係というのは、このようなことなのだと思いました


しばらく、私は話を続けましたが

私の中では、なんだか、もう解決していました


電話を切るとき、

私は、心の中で手を合わせているような思いでした


本当にありがとう


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私だったら、いえ、ほとんどの人が、

電話で相手の悩みを聞いている時

寒くて手が悴んでいても、

「寒い?」と聞かれれば

きっと、「ううん、大丈夫」と、言うことでしょう

それが、思いやりだと思うから


「寒い」という言葉は

我慢しているのでもなく、

私に少しも気を使うのでもなく

私に少しも気を使わせるものでもなく

私をせかすものでもなく

ただただ、私の中に暖かいものが流れました


こんな人に、私はなりたい