あれから保護出来ないまま時が経ち
朝だけこっそりご飯をあげていたのですが、
日に日に来る回数が減り
先週の事でした。

2日程空けて、風が姿を見せたのですが
やせ細りあまり動かなくなりました。

僕は心配になり、ご飯を側に置き様子を
見る事にしました。
そして次の日ご飯は空になっていて
風の姿もありませんでした。

それから週末まで姿を見ないまま
今日を迎え朝 何時も通り会社へ出勤しました。
でもそこには風の姿はなく
僕は胸騒ぎを覚え、辺りを探しました。
そして前に見た排水溝を覗き込むと
そこに風の後ろ姿が見えました。
「風!」
僕は呼びかけました。
でも反応はなく、じっと目を凝らして見ると
動いていない………

反対側に回るとそこには風の変わり果てた
姿がありました。
雨に濡れたのか少し濡れた感じで横たわって
いました。
周りにはハエが飛び虫もわいていました……

その姿を見て僕は
「ごめんね!…ごめんね!」
「助けてあげられなくてごめんね!」
と言いました。

そのままにしていては可哀想なので
葬る為、タオルと布を巻いて抱き抱えると
亡くなって時間が経っていないのか
まだ硬直していませんでした。

そして近くの土のある場所へ穴を掘り
風をそこへ埋葬してあげました。

手を合わせもう一度
「助けてあげられなくてごめんね…」
「天国にいったら他のみんなと暮らしてね!」
そう願いその場を後にしました。

風は僕と出会いほんとに良かったのだろうか?
最後は苦しまずに逝く事が出来たのだろうか?
それだけが心残りです。

その後も仕事をしていても
また裏手の扉の所に居て、こっちを見て
「にゃ~!にゃ~!」(ご飯!ご飯!)
と呼ぶのではないかと
気になってそっちを見てしまいます。


もうそこには風はいないのに……





終わった…

あれから色々探してやっと見つけた
野良猫を保護してくれる団体に会いに行き
保護機まで貸して応援までしてくれたのに…

休み明け会社へ行き上司に
保護団体(港猫の会さん)や猫を
保護する為の保護機設置の話しを
したら設置の許可をくれなかった

それどころか餌を与えなくなったので
最近は見なくなったし
もう来ないだろう!
(いや!あんたが追い払ったんだろ!)
もし仕掛けるなら
近くの公園とかに仕掛けろ!
会社はそう言う事をする場所ではない!
と見離された!

要は勝手に野良になったんだから
見殺しにしろと言うことだな!

その事を聞いて
怒りと憎しみと助けてあげられない
悔しさとで心がぐちゃぐちゃになった…

もう手を差しのべる事すら叶わない

ずっと癒してくれて仕事のイライラも
忘れさせてくれてた子を
助けてあげられなかった…

確かに好きな人もいれば嫌いな人もいる
それでも少しでも良心があるのなら
保護するくらいはさせてくれても
いいのではないか!

野良猫の風(ふう)…
助けてあげられなくて

ごめんね…

あの子だって捨てられた子の1匹
初めは警戒してまったく近付かなくて
姿を見るだけで逃げていたのに
やっとまた人間を信じて近付いて
来てくれてたのに…
また人間に裏切られるんだね…

僕と出会わなければ良かったのかな?
餌を与えなければもっと早くに
天命をまっとう出来たのかな?

いっぱい いっぱい癒してくれたのに
なにもお返し出来なくてごめんね……




暑いねぇ! 暑い日が続くねぇ!
もう夏だね!(´Д`;)

どうも!超お久しぶりです!
きよさんです(°´ ˘ `°)/

ちゃんと生きてましたよ!www
ブログはサボってましたけどね(笑)

さて久しぶりに復活して書く内容なんだけど
文章ばかりで鬱陶しいけど最後まで読んで
くれたら幸いです(´・-・`)


遂に起きてはいけない事が起きてしまった
7月2日土曜日の事だった…
ずっと前から会社の裏手をうろうろしてた
野良猫に餌をあげ始め今年やっと子供産んで
成長してたのに会社の上司に見つかり
餌や水の器を回収され小屋さえも入れない様に
されてしまった!
もうこれで餌や水をあげる事さえ出来なくなった
いくらなんでもそこまでしなくても
あの子達だって好きで野良猫になった訳じゃない
身勝手な人間が飼えなくなって捨てて
それでも生きたいから必死になって生きてる!
猫が好きだから可愛くて餌とか水を
あげてた
これも人によっては身勝手な行動だと言われるかもしれない…でも
その身勝手な事をした人間の1人として
少しでも償えたらと思って毎日餌や水を
あげていたのにもうそれすらも出来なくて
悔しいのと悲しいのとごめんねって
気持ちでいっぱいだ(´・-・`)

翌週の朝いつも通りの時間に出勤すると
その子はいつもの様に待っていた
裏口を開けると僕がくるのを待っていて
顔を見ると「にゃ~!にゃ~!」とお腹が
空いたと鳴いてくる
僕はその子を見ながら
「ごめんねもう餌あげれないんだよ!他を探しな!」と喋りかける
それでもその子は「にゃ~!にゃ~!」と
鳴き続ける
僕は「ごめんね…」といいながらその場を
去ろうとした時だった…
「にゃーにゃー!」鳴き声が変わった!
ご飯が欲しい時の鳴き声でも子供を呼ぶ時の
鳴き声でもなかった その鳴き声は僕には
「貴方も私達を捨てた人間と同じで
最初だけ結局見捨てるのね!」
って言われた様に聴こえた
その後何度か姿を見せてこっちを見つめていた
どこか寂しそうな顔をしている様に見えた



せめてあの子達だけでも救える方法が
あれば助けてあげたい!

この考えすらも人間の身勝手な事
なのだろうか?(´・-・`)