HSPさんは、睡眠が大事
HSPの方にとって、良質な睡眠は心身のバランスを保つ重要な要素となります。
日常生活で受ける刺激に敏感なHSPの方は、ストレスや不安を感じやすくなったり、
感受性が高まりすぎて冷静な判断ができなくなったりということが起きます。
睡眠不足は、こうした心身に悪影響を及ぼす可能性があるので、心身の健康を維持するために、質の高い睡眠を確保することが欠かせません。
睡眠不足が続くと感情のコントロールが難しくなったり、刺激に対して過敏になり、神経が高ぶることがあります。
リラックスできる環境を整え、規則正しい睡眠リズムを確立することで、心地良い眠りをサポートしていきましょう。
不眠に対処する
アーロン博士は、「HSPには、あらゆる種類の休息が必要」と言っています。
「神経が高ぶりすぎると眠れなくなる」というのがHSPの特徴であり、自己コントロールなどにより対処する方法があります。
博士が行った「慢性的睡眠不足」の研究によると、ある人を好きなだけ眠れるような状態にして、その人が「充分に睡眠をとった」と実感するようになるまで2週間かかるそうです。
HSPの人は、好きなだけ寝ることができる状況を整えることが重要です。
まわりの人に惑わされず、自分の睡眠リズムを把握して、疲れたと感じたら休みましょう。
眠れない時は、無理に寝ようとしないで、起きて本を読んでみたり、心が落ち着く癒される音楽を聞いてみたりして高ぶった神経が鎮まる方法を覚えておくといいです。
私はコーヒーが好きですが、夜コーヒーを飲むと寝つきが悪くなるので、15時以降は、コーヒーを飲むときは、ノンカフェインのコーヒーに切り替えるようにしています。
静かな環境を整えることも大事です。私は、静かな場所を求めて一戸建てからマンションに引っ越したのはよかったです。物音がするとすぐ起きてしまいますが、イヤホンをしてしまうとまったく音が聞こえないのもこわいのでしていません。
寝る時は、部屋を真っ暗にはしないで、少し明るくして寝ています。
睡眠についての問題は、ひとりひとり違いますが、深刻化する前に、自分に合った方法を見つけていきましょう。
HSPあるある
無理に寝ようとしないこと。眠らなきゃと意識しないで、本を読んだり、他のことを考えて眠れるときを待ちましょう。
眠りやすい環境をつくる
というマインドをセットしましょう。
生活習慣やストレスの状況を見直して、それでもどうしても眠れないときは、医師や精神保険の専門家の診断を受ける必要があるかもしれません。