先日、友人の七回忌があり参加してきました。
もう6年経ったんだな~なんて思いながら、色んな事が浮かんできたうーん

6年前の私は、自分を責めるのが得意で、自分の事を大切にするのが苦手でした。

そんな中で、大好きな友人との突然の別れでした。
あの日、私の世界が真っ暗になった気がした。
様子がおかしいと思いながら、
止めることが出来なかった自分の無力さを責め、苦しくて苦しくて仕方なかった。
責めても責めても足りなかった。
自分の許しかたがわからなかった。

またねと帰っていった友人と、
あたりまえのように、
また会えると思っていた。

でも、その日は来なかった。

あたりまえなことなどないのだと、あの日旅立っていった友人が教えてくれました。

どんなに悔やんでも、
どんなに泣いても、
時間が戻ることは無いのだと、
そんな、わかりきっていたことに
私は本当の意味で気づいた。

辛くて、苦しくて、どうしたら良いかわからなかった。
生きるのが辛かった。

そんな私のなかに、浮かんできた思い。

『幸せになりたい』

その時の私は、幸せの意味を履き違えていた。

友達や、恋人、誰かがそばにいることが幸せ。

欲しいものが買えることが幸せ。

そんな物理的な欲求が満たされる事を幸せだと思っていた。

だけど、それは私を守ってはくれなかった。

満たされてるはずなのに、満たされない。

そんなある日、私は気づいた。

『私を幸せにできるのは私だ』

『私を生きたい』

って。

その日から、真剣に自分を生きようと決めた。

上手く出来なくても良い。
失敗しても良い。

やりたいことをやろう。
やりたくないことはやめよう。

私にとって難しい事ばかりだった。
でも、何度も何度も繰り返した。
苦しくても、辛い日があっても
諦めたくなかった。
自分が自分を情けないとか、
恥ずかしいとか、
ダメなやつだとか、
もう思いたくなかった。
もう自分を責めたくなかった。
自分を許したかった。
自分を愛したかった。

私が私に胸を張りたいと思った。
『私最高❗️』
って、言いたいと思った。

そうやって、2年が経った頃、私は不安定ながらも自分を許すことが出来てきた。
自分の人生を受け入れ、前を向いて歩き出した。

4年位経った頃から、
『自分が大好き』
と、言えるようになっていた。
過去の自分も抱き締めて許すことが出来るようになった。
自分の思いを伝えていく喜びも少しずつ知ることが出来てきた。

だけど、あの日、最後に私に会いに来てくれた友人に、

『最後に会いに来てくれてありがとう』

とは、なかなか思えなかった。

あれから6年経って、やっと今、心から思える。

『最後に私に会いに来てくれてありがとう。
私を愛してくれてありがとう』

って。

そして、過去の自分にも、
『本当によくここまで来たね。
頑張ったね』
と、褒めて抱き締めてあげられる自分がいる。

真っ暗になった気がした、
私の世界は今日も明るい。

私は一人じゃないから。

大切な、大好きな人達に囲まれて、

幸せな日々を生きているよ。

私への信頼。

私への愛情。

私への尊敬。

私が私と一緒に創りあげてきたものだ。

完璧ではないけど、

そのままの私が素晴らしい。

そのままの私がいとおしい。


先日の、七回忌でそれを報告できた。

そして、また決意してきた。

『私が私を幸せにする。
何があってもどんなときも私が私の1番の味方でいる。
私は無条件の愛で私を愛する。』

って。

今日も私は精一杯生きるよ。

誰のためでもなく、私のために。

私と出会ってくれてありがとう。

生まれてきて良かった。

生きてきて良かった。

巡り合わせに感謝。

私を愛してくれてありがとう。