2022年のプロ野球:パシフィック・リーグのレギュラーシーズン
僕が応援している福岡ソフトバンクホークスは
マジックナンバー「1️⃣」まで漕ぎ着けながら
シーズン最終戦:🆚千葉ロッテマリーンズ25回戦@ZOZOマリンスタジアムで
3️⃣-5️⃣で逆転負けを喫し、2位に付けていた前年王者:オリックスバファローズと勝率で並ばれ
直接対決の成績で10勝15敗と大きく負け越したため
規定によりバファローズが14度目の優勝、即ち連覇達成。
ホークスファンの僕から言うならば
無念。
 
この一言に尽きる。
あらゆるパターンを想定した中で最も確率が低いと思われていた
ホークス★・バファローズ☆の形にドハマりしてしまい、壮絶な形でのV逸…。
〔画像は今日付の『西日本スポーツ』(最終版 西日本新聞社発行)より〕
西スポの右肩のロゴの目から大粒の悔し涙…。
来年3月いっぱいでの紙面発行休止を決断した西スポゆえの最大限の表現と言えようか。
 
それはともかく
最後の最後に“落とし穴”が待っていようとは、誰が想像しただろうか。
こんな未来は聞いてない!!と
誰かが言っても何も言えないという、この厳しい現実…。
 
その極め付きとなったのは、10月1日の🆚埼玉西武ライオンズ最終戦と
2日の🆚千葉ロッテマリーンズ最終戦と言っても、過言ではない。
 
柳田悠岐の土壇場での同点ホームランで追い付き
押せ押せムードになっていたところに、延長11回オモテに甲斐拓也に代打・柳町達を送り、柳町はベンチの期待に応えられず空振り三振に終わり
そのウラにマスクを被ることになったのは海野隆司そしてマウンドには藤井皓哉。
上位からの攻撃で2アウトを取ったまでは狙い通りだったが、3番・森友哉選手にフォークを拾われてセンター前へヒットを許し
4番・山川穂高選手に対して直球とフォークで先に追い込みはしたが、4球目のフォークをものの見事に捉えられ、痛恨の被弾…。
それから後は、皆さまご承知の通り。
今季は中盤から後半に掛けて藤井の存在なくしてチームの勝利の方程式は無し得なかったし、誰が彼を責めようか。
ただ、海野にはワンバウンドになってもいいから思い切って投げ込んでこい❗という度量が必要だったのではと、つくづく思う。
彼に厳しいことを書くようだが、海野はまだ大事な場面を任せられる存在ではない、ということが改めて明確になった。
しかし、海野にはこれに怯んで縮こまってもらっては困る。
厳しいことを書いたけど、この無茶苦茶に苦い経験をしたことで得たことがあっただろうし
それを糧にして甲斐が故障などで出られないときに
安心してキャッチャーを任せられる存在になってほしいというのが僕の願いである。
一方で、僕のTwitterのフォロワーさんの中で正捕手の甲斐拓也をこれ見よがしと叩く人がいるが、それ以上に藤本博史監督のこの采配には疑問符を投げ掛けざるを得ない。
その翌日、泉圭輔が6回からマウンドに上がったが、僕から言わせれば投げてみないと分からない彼をなぜ優勝の掛かる試合で6回から上げたのか。
僕からするなら逃げ切るためにはここは大関友久を送るべきだったし、食らいつく姿勢を示すなら勝ちパターンの投手を続々と注ぎ込む大胆な策を講じるべきだった。
泉にとっては「自分のせいで負けた 自分のせいで優勝を逃した」と本当にその重さが計り知れない十字架を背負うことになってしまったが、この悔しさを絶対に忘れてほしくないし、ポストシーズンやその先で絶対に晴らしてもらわなくては困る。
 
まだシーズンが終わった訳ではなくポストシーズンへ入る前で
藤本監督は、バファローズの中嶋聡監督と比べると、酷な言い方をするようで申し訳ないが
マネジメント能力が低いと言わざるを得ない。
よくよく振り返ると、シーズン最後の🆚バファローズ直接対決3連戦で、その考えは決定的になった。
僕はシーズン開幕前、今年のホークスは藤本監督初年度ということで2年連続Bクラスはやむ無し、Aクラスに入れれば上出来と考えていた。
それが意外や意外、優勝争いをするなんて、ある意味嬉しい誤算ではあった。
しかし、最後の最後に現役時代の優勝経験の有り無しと、ファームを含む選手のマネジメント能力の差が出たように感じた。
そんな評価を覆せるか、それは言うまでもなく
8日からのクライマックスシリーズの戦いに掛かっている。
過去ホークスは18、19年とくファーストステージを苦戦しながら突破しライオンズをファイナルステージで圧倒して“下剋上”を果たした実績がある。
しかし、今年は終盤の過密スケジュールによる疲労とV逸による精神的ダメージが残るなかで
かなり難しい戦いを強いられるのではないかと見ている。
 
藤本監督は、第1戦の先発を千賀滉大に任せる考えと各メディアに出ているが
僕はかえってそれは危険でははてなマークと思うし、現在登録抹消中の東浜巨を当日登録即先発で起用するべきだと提言する。
その理由に関しては、過去の千賀のCSファーストステージの戦績を見れば一目瞭然なので、各々でお調べいただきたい。
 
そして、24日に引退試合を行った明石健志と
 
1日にタマホームスタジアム筑後のファーム公式戦で退団セレモニーを行った松田宣浩を
パ・リーグV奪還を手土産にして送り出せなかったことが、本当に無念だ。
しかし、いつまでも立ち止まっている時間はない。
ネガティブなことばかり書いたけど
ファーストステージは誰になんと言われようと
どんな形を使っても突破あるのみ!!
まずは、初戦を全力で勝ち取るべし❗❗
 
最後に、ZOZOマリンスタジアムで現地観戦してきた
福岡出身でバリバリのホークスファンのタレント・新谷あやかさんがTwitterにアップした動画を下矢印
こんな悔し涙を見せられたら、こっちももらい泣きしちゃうよーえーんってくらい
胸にキュイ~ンと突き刺さったよ。
ホント、これから大事な戦いが始まるから、僕も目一杯応援する!!
 
あの悔しさから落ち着いたところで、今思っていることを綴りました。
それでは、また…