ちょっと今日は、仕事の愚痴。
ドロドローと、黒いものを吐き出しますので、そんな気分じゃない人はスルーしてください。


今の仕事で、医療界のヒエラルキーの強さを感じる時。
わわわ、ヤダー、こういうのは苦手だ、と思います。
お医者さまは今の世の中であっても、とてつもなくお偉いらしい。



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あ、ちゃんと言っておきたいけれど、そういうのと関係ない、素敵な先生も沢山いらっしゃいます。
寧ろそんな人の方が多いだろうし、私はこれまで、割とそんな素敵なお医者さんとお仕事して来れました。
でも、まだまだこういう世界が有ったのね。と、たまに見かけると、やっぱり嫌ーな気持ちになります。

先日お手伝いに行った、とある診療科の外来。
頼まれた仕事は、「この先生の外来のお部屋に付いてて下さい。」
??

既に、お偉い先生らしき人以外にも、中堅っぽい医師と、若い医師とサポート的に付いています…。
ワタシ、ココデ、ナニスルンデスカネ?


今時、私の知る限り、うちの大学病院の外来診療に、看護師がピッタリ付いたりはしません。
婦人科の内診の時、とか、処置がある時、等に適宜看護師さんを、呼ぶ感じ。限定されていて、目的もハッキリしています。

とにかく付いてて!って仕事は初めて。
何か頼まれても、私、この部屋に来たのも初めてだし、わかんないよ!知らないぞ!
そこから40分位、ずっと突っ立って診察を見ていました。(既に二人も医師がサポートしてて、私が立っている事がかえって邪魔じゃない?って思う程)

で、私のやった仕事…。
お偉い先生らしき人から、使い終わったゴム手袋をハイって渡されて、それを私の横にあったゴミ箱に捨てただけ。
目の前に有るんだから自分で捨てればー!!!


その後、お偉い先生らしき人は、「右頬の内側に…」とカルテの記載内容を口にし、中堅っぽい先生がその通りにカチャカチャカチャ…。
これって指導の一環??なのかな。
なんか、もう、私には違和感有り過ぎて。

翌日もその部屋にちょっと用が有り行ったのですが、
お偉い先生らしき人は、電カルの不具合を付いている看護師に質問していて、看護師がシステム部に電話していました。
「せんせー、phsお持ちですよね?
パソコンに、システム部の電話番号書いて有りますよー。自分で直接聞いてみて下さーい。」って、どうして誰も言わないんだろ…。

その看護師さんはとってもデキるナースでした。
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システム部に電話しながら、他の診療科の検査に来た患者さんをバンバンさばきつつ、次に来る人の点滴の用意迄して、事務の方に何やら指示をして、先生の待つ部屋へと向かっていかれました。
すっごい仕事量と、同時進行感。
もし、この一連の中にミスが有っても、私はあなたを責めないよ!


ここでのポイントは、その先生が特別に嫌な人って感じも無かった事。
無邪気に、悪気な~く当然の事として、頼んでいるんです。
あんな出来るナースが、色々こなしてあげちゃって、そういうのが当たり前な世界を作り出し、結果、そんな先生を作り出しているのではないか。って思いました。
先生としては、それが看護師さんのお仕事なんでしょ?と思っているだろうし、看護師自身もそう思って居るかも。

でもでも、他の患者さんにしわ寄せ、行ってないかい??
自己犠牲が、割に得意な看護師達が、ヒエラルキーな世界を、一部支えていないかい??

このままで良いと、なんとなく思えない。
私に出来ること。あるかな?! 
それとも、こんな世界から逃げ出すべき??

そんな事を感じていました。

kiyo