簡単に言うと

大学の憲法の教科書を、声優さんの朗読で聴けるようにしたコンテンツ。

 

弁護士の憲法

何年か前に、司法試験予備校を主催してる弁護士さんが書いた、憲法の入門書を読んだことがある……

彼の日本国憲法への愛を、憲法改正を目指す安倍晋三政権への批判って形で表現してたっけ……

オイラも遅ればせながら、政治に関心を持ち始めたばかりで、少し左翼がかってたから、かなり共感したのを覚えてる!

でも、そういう教科書は、彼の私塾だから許されるんだろうね?

今のオイラは、右でも左でもなく、世の中に言いたいことなんてないってスタンス!

 

学者の憲法

その後に放送大学の聴講生になって、社会科学系のコースで学ぶ人のための入門講座みたいな授業をスマホで聴いた!

その先生が言うには、こういう社会問題を解決したいって市民に、役に立つ知識を授けるのが学者の役割であって、正しいか間違ってるかを決めるべきじゃないんだという……

これって、クリエイターも似てない?

小説家だったら、自分の作品の中で言いたいことを言うのは自由だけど……

映画やドラマが完成するまでの工程で、企画書が果たす役割は小さなもので……

プロデューサーや監督や脚本家が、アイデアを出し合うための叩き台になって、原形をとどめないのは目に見えてる!

これはオイラの作品だなんて、言えないよね?

思想なんて要らない!

 

放送大学の憲法

この本は、憲法学研究の第一人者だった芦部信喜さんが、ずっと昔に放送大学の講座を担当したときの教科書が元になってるという……

大学教授には、学問を発表する自由が憲法で保障されてるから、言いたいことを言っても良いはずだけど、放送大学は、かなり公共インフラだもんね?

彼が亡くなった後も、お弟子さんが書き足し書き足しして、版を重ねてるみたいだけど……

教科書とは授業で使うものであり、何回も考えながら読むものであって……

オーディオブックを一回、聴いただけで理解して、レビューを書くなんて、オイラには無理!