簡単に言うと

泥棒の青年がランプの魔人の力を借りて、プリンセスに求婚する映画。

 

主な登場人物

王女に恋をした泥棒(メナ・マスード)

ランプの魔人(ウィル・スミス)

王位を狙う大臣(マーワン・ケンザリ)

 
映像で描いてみる
プリンセスは国の法律で、他国の王子としか結婚できないってことで、アラジンは魔法で王子にしてもらう!
魔法で生まれた大勢の、お供たちとパレードをしながら入城するシーン……
映画ならではの迫力があって、王子らしく思えてくる!
顔はアラジンのままなのに、プリンセスまでが彼を王子だと思ってしまう……
こんな風刺、子供にも分かるんだろうか?
 
映像ではわからない
魔法のランプを手に入れた悪大臣は、魔人の魔法で王になる……
でも、何が変わったの?
その場にいる全員が、彼が偽者の王だって分かってるんだよ!
どうして逆らえなくなる?
映像にすることで浮かび上がる、権力という形のないものの本質……
これが理解できる子供がいたら、どうぞ王になって下さい!
 
現代の話みたい
最初はプリンセスと結婚することしか考えていなかったアラジンだけど、王子と呼ばれてチヤホヤされるうちに、嬉しくなってしまう!
それでも正気に戻り、偽りの姿よりも本当の自分をプリンセスに愛されたいと思うようになる……
芸能人のスッピン公開みたいなものかな?
彼のプリンセスへの恋心の一部に、結婚できたら俺すげ〜みたいな承認欲求もあったんじゃないの?
この物語の、その後が知りたい!
悪大臣は魔法の力で、王になって、最強の魔法使いになって、最強の存在になるんだけど……
いつかバブルが弾けるのも、芸能人やインフルエンサーみたいだよね?
古代アラビア人も、こんなに承認欲求にまみれていたのか!
現代人のオイラも、なんか安心する……