簡単に言うと
通り魔殺人事件が、巨大な陰謀だったらって小説。


主な登場人物
命を狙われている少年
少年の命を狙う殺し屋


通り魔事件 × 土方
のどかな平日昼の駅前広場……

バイクのヘルメットで顔を隠した男がやってきて……

噴水の前のベンチに座ってる老若男女を、次々に包丁で刺していく……

ところが、最後に狙われたのは、ケンカ慣れした土方の兄ちゃん!

職業への偏見?

手傷は負ったものの、抵抗しているうちに警察官がやってきて発砲……

犯人は逃走する……

少年が病院で治療を受けて出てくると、また知らない男がやってきて……

どこか遠くに逃げて、あと10日間、生き延びてくれと言われる……

通り魔に傷つけられた人が、その後も命を狙われるの?

それ通り魔って言わないから!

よく聞くセリフだけど、「誰でも良かった」が通り魔だろ?

通り魔が、本当は通り魔じゃなかったって、恐ろしいアイデア……


通り魔事件 × 陰謀
次に出てくるのは、与党の重鎮の爺さんと若い秘書……

こういう文脈で出てくる政治家が、正義の味方なわけないよね……

ていうか、物語に出てくる政治家で、いい奴なんているの?

現実の政治家は全員、正義の味方だってことで選挙で当選するのに!

それにしても政治の世界って、通り魔事件とは距離があるよね?

そういう事件にコメントするのは、芸能人みたいなコメンテーターで……

現役の政治家がコメントしたりする?

通り魔事件が起こらない、誰も取りこぼさない社会を目指すって、公約にすればいいのに!

通り魔になるのは、たいてい極度に社会から孤立している人々で……

社会を牛耳ってる権力者とは、かなり距離があるよね?

距離のあるものを、結びつけるアイデア……


通り魔事件 × 奇病
この小説の設定で、最も奇抜なアイデアは、未知のウイルスが引き起こす奇病……

乳幼児だけが発症する病気で、顔の一部分が壊死するから、手術で取り除かなけらばならない……

通り魔に匹敵する、惨たらしさ?

通り魔は心の問題とか社会の問題とか、文系的に語られそうだけど……

ウイルスは理系っていうか、もはやSF?

これも、距離が離れたものを組み合わせるアイデア!

まだ幼い我が子の一生を台無しにされた、母親たちの怒り……

母子に共感する、様々な立場の聡明な女性たち……

腕っぷしの強い男たちだけではなく、女も戦う物語です!