十月歌舞伎座…出演13日目

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今月の「吉野山」で坂東巳之助丈が演じている「早見藤太」という道化役

過去に何人もの方が演じていますが
僕にとって、巳之助丈のお祖父様の「九代目坂東三津五郎丈」の藤太はとても思い出に残っています

九代目、十代目の三津五郎丈とは僕がこの世界に入る前から家族ぐるみでお付き合いがありました

この早見藤太役は、途中、舞台の後ろに控える所があるんですが
その控える場所が、我々が座る山台の前
当時上調子で出演していた僕の真ん前でした

そこで僕を見付けた三津五郎丈
お客さんの正面に向いていて話し掛けられても対応出来ない僕に
「お、今日は出てるのか」
と、普通に話し掛けてくるという茶目っ気というか、イタズラ好きというか…
そんな方でした


今月、勘九郎丈を見てはお父様の勘三郎丈を、巳之助丈を見てはお祖父様の三津五郎丈を思い出しています