なんだか
半ば自動的に
そうなるってのも
どうかと思うんですが、
この時期になると人は
反省したり、
今後の展望を述べたく
なったりするものですよね。

まあ、
僕もそういう
ありきたりな人間の一人ですので
(うまくいくかはわかりませんが)、
今年の反省と
来年の展望を述べたく存じます。

(↑ 反省と展望を述べる鳥の図)


僕にとってこの一年は
あらゆる意味において
激動を感じさせるものだったんですね。

3月末に
勤務していたお店がクローズし、
本社勤めになったかと思いきや
緊急事態宣言でしたから。

けっきょく
フルで本社に行ったのは2日ばかり。
その後は
リモートワークになったものの
なにがなんだかわからないんですよ。
だって、
仕事教わってないんですもん。

とはいっても
悪いことばかりではなく、
リモートワークの日は
朝から二時間ばかり小説書きをして
その後から
会社の仕事をする――という
パターンをつくることもできました。

うん、
これはあれですね。
『FishBowl』で
真昼ちゃんが言ってた
そのものですね。

「すべてのことに良い面と悪い面があるのよ。どっちかひとつだけってことはないの。良いと思えることにも悪いことは含まれてるし、どこからどう見ても悪いとしか思えないことにも良い部分はあるわ」(『FishBowl3:母さんの結婚と幾つかの死/有機的な結合』)

でしょ?

ま、
いまもって理解し切れてない
仕事が多いってのも問題でしょうが
なんとかなるのでしょう。
これまでだって
なんとかなってきたのだしね。

小説書きの方は
平日に毎日二時間、
休みの日は4時間超も
できるようになったので
以前に比べたら
むちゃくちゃ進んでます。

今取りかかってるのは
8月半ばにはじめて、
この時点で原稿用紙870枚と
少々書きすぎてしまってるような
有様ですしね。

とりあえずは
それを書きあげ、
頭の中に燻ってる
幾つかの話を書きさえできれば
後はどうだっていいんです。

――と、
あまり反省と展望っぽく
なかったようにも思えますが、
まあ、
2020年の僕はこんな感じであり、
先々はわからないものの
翌年以降も
小説書いていられりゃいいなって感じです。

ああ、
あと
現在ブログで公開中の
『FishBowl』ですが、
すべてを纏めたものを
Amazonで出しました。

 


お時間ある方は
是非ともお読み下さいませ。

 

↓押していただけると、非常に、嬉しいです。
にほんブログ村 小説ブログ 純文学小説へ
にほんブログ村

  

現代小説ランキング

 

    佐藤清春最新作!

 

夏目漱石の『三四郎』を中心にすえた

売れない小説家と女子高生の恋愛物語。

 

高校の文芸部にあらわれた外部講師、

彼は『三四郎』を使って創作の講義をするのだが……

 

美禰子の『我が罪』とは何か?

pity's akin to love』は誰についての言葉?

無意識の偽善』とは?

――などの講義中に起こる

幾つかの恋愛模様と

主人公の抱えた秘密。

 

けっこう手ごたえを感じてる作品なので
気になる方は是非お読みになってくださいね。