眠れない
Yが交通事故にあった。
父も。
詳しくは書けませんが
Yは、やばいと思ってとっさに 頭を守った、と、言っていました。
仕事先から駆けつけて
見させてもらった
Yの頭部は
えぐれていました。
何かが見えたのは、頭蓋骨でした。
幸い、脳には損傷がない、と、言われました。
涙で前が見えず、泣きまくっている私と違い
当直医や看護師さん達に言われたのは
「お母さん、Yはしっかりしてますよ!処置の時も泣かなかったですよ。褒めてあげてください。」と
右足も 骨折。
2ヶ月かかるだろう、とのことです。
父は、今のところ大丈夫そうです。それでも、今は気が張っているからだろうから 今後が心配。父は母に任せて家に連れて帰ってもらいました。
「お母さん、おれ、こわかった。頭をかばったけど血がいっぱいでた 」と。
大学病院の主治医にも即連絡
免疫抑制剤の ネオーラル とセルセプトは スキップ
して、一応、と。
そして、
まずは命が大切。そのあと、腎臓がどうかなってもなんとかするから と、言われました。
また、明日聞いてみようと思います。
手術承諾書に、サイン後で
2時間くらいの処置の後
おぼろげながらYが言ったのは
「お母さん、お腹すいた。あと、おしっこいきたい」と。
よかった。
でも、
「頭がいたい。」と、さっき起きて
痛み止めを飲みました。
何もなければ、明日か明後日、退院だそう。
できるんかいね
と、思います。不安だけど、私が泣くとYによくないので、励まし続けます。
Y
「お母さん、人がいっぱいきたよ。友達のお兄ちゃんもいた。おれは痛くていっぱい泣いたんよ。記者みたいな人もいた。
救急隊の人がね、ずっと話しかけてくれたよ。東京MERを見ていて、嬉しかった。」
と‥ここは、思わずふふっとなりました。
何よりも、命が助かってよかったです。
ついでに
「俺ね、くもん、今日すごい頑張ったんよ。」とも言っていました。
Yは、痛み止めを飲んで、眠りに落ちたので
これを書いています。
本当に、命があってよかった。