実家に帰ってみました。
残業して一人暮らしってほんとつらい。何がつらいってやっぱ午前とかに帰ると夕ご飯作る気力がおきません。(食べる気力はある)
近くのコンビニしか空いていないから食材がないってるのもあるし。
そこを補うのが実家。
でも実家だと最善、ごはんをつくりおいてくれる。
最悪、食料が家にはあります。
実家てありがたいよね。

帰ってくると開口一番

父「お帰りプロレタリア」

プロレタリア
1 古代ローマの最下層の市民。2 資本主義社会において、生産手段を持たず、自分の労働力を資本家に売って生活する賃金労働者。また、その階級。無産者。ブルジョア。

・・・・・・まあ、そうですね。でもなんかむかつく。

今日はそんな残業デーに今週はみられなかったお気に入りを片づけようとパソコンにむかっていたら(まだ実家にいる)

父「そんな友達しかいないなんてさみしいね」

それだけおとんいって部屋去ってたわ。
一瞬なんのこといってるかわからんかった。
女はペットを買い始め、マンションを手に入れるってなるともう一人でいきていけますオーラ全開。
でもそんな甲斐性(お金)ない女、無機物をかわいがりはじめるのも結構やばい気がする。
いやいや、私ただパソコンしてるだけじゃないですか。
・・・・・・まあ、そうですね。野島です。

昨日の飲み会は友達が友達をつれくるみたいなノリでやってた飲み会なんですが、そこは友達が友達をつれてくる、しかも15人もいる、と条件がそろい宴もたけなわになってくるとなんとなく小グループにまとまってきたわけです。
私と話していた一人がトイレにたつと、とりあえず一番近くの小グループに手もちぶさな私ははいったんですが、この選択誤ったね。
どのグループに入るか、この嗅覚は大事だよ。
合コンでもトイレから戻ってきたら、自分の居場所がなかった、そんなことありますよね。
普通にちょっとさっき話した二人の会話に絡み飲んでたら、酒量の加速と同時に女の様子がおかしくて

女「私ずっとゆーじに相談したいことがあって」

え?私ここにいるんすが、とかおもい、あれ、見えてない?ととりあえず私席たとうとしたら(よ!空気よめる女)

女「死にたいとおもってさ」

たてねー、席立てない、と思った。
タイミング完全に逃した。ひ、とか蒼白(イメージ)な私はそのまま固まってました。
相談したいことがあって、のあとふつうそこはためろよ、「・・・・・・」とか余白いれてこうよ。
その間に私は、移動する手はずだったんだって!
でもあとのまつりです。
隣でリストカットの跡見せてます。
その間泣きじゃくってらっしゃいます。

女「ゆーじに相談したらきっと私のこと怒ってもらえるとおもって・・・」

いや、ゆーじと二人きりのときに言おうよ、って、ここ普通の居酒屋だぜ、大部屋だぜとつられて私もブルーになるわけです。
ゆーじ(大して知らない人)は案の定、おまえはほんとアホだよ、と怒ってあげてます。そして二人抱きあってます。

もう目当てられない。
なにこの急展開。
その頃なるとさすがに15人いても2人が泣きじゃくりながら抱きしめあってるわけです。
ちょっとはなれていた周りも見ないようにしながらもえらい見ちゃってます。しかも前半の心を病んだくだりは全然きいてなくて

友「ね、二人とも結婚してんじゃん、あれなに?」だとか
友「あれ自分の恋人があんなことしてたら別れるよ」とか私にむこうから筒抜けです。
二人は二人の世界だから多分聞こえてなかったと思う。
そっからみればそりゃぁゃιぃだけの二人。

ゆーじ「じゃ、今から俺の家こいよ」

隣に座りながら周りにえらいことなったとすがる目をした私に、話はやはり筒抜け。
余計泣きじゃくる女。

ゆーじ「・・・いや、まあ、このままじゃ俺たち違う方向いきそうになるから、それはまずいよな」

誘う現場と思いとどまる現場みちゃったんだと思います。
で、そっからの会話だけしかやっぱり周りには聞こえていません。

不倫?フ・リ・ン?とかこっちに口パクしてくるちょっと遠くの友達。思わず呪ってしまいました。
ばか、二人に見えたらどうすんだよ!
そんなんいいから、こっちキウイきて、とか呼んでクレー。いきなり脈絡なく立ってそっちに移動できないんだって!
ボスケテー
このタイミングで動いたら、二人に話しきかれたと思われちゃう!(どう考えてもきこえる位置なのだが、いないかのように扱われるとなんか、動かずじっとしていたら、聞いていませんでした!で通せる気がしたもんで)

抱き合うってかそのころになると、女のほうがずりおちて、背中やらストッキングがジーンズからみえちゃったりしてる。
幹事もその二人に気づいて場締められなくなってるし。
あの、私どこみてればいいの?
下手に介入できなかった周りは、すごい明るい会話はじめちゃってた。
思い切って私も左肘ついてそっちみえないように明るい会話に加わろうとしてみた。

私「お好み焼きよりたこ焼き派ですね!」

女「友達にこんな話したらひかれるとおもってなかなかいえなかったのよ。」
ゆーじ「いいんだよ。いいんだよ。俺はお前のこと全部うけいれるから!」

あかん。左から聞こえてくるわ。

一瞬こっち陣地では、会話、聞こえないふりをみんなでしているはずなのに、止まっています。
ここは思い切った方がいいか。

私「あの・・飲み物足りていますか?」

「・・・・・・」
ナチュラルに二人に話しかけたんですが、空回りしてみました。
本当にきこえなかったか、二人の世界にはいってくんじゃねーと思われたかは知らない。

それからしばらくして、閉店です、の店員の声に心底ほっとした表情でみんな外でて、ゆーじに肩組まれてるいまだに泣きじゃくる女と、二人その場から消えるまで誰もそのことに不自然に触れられませんでした。
とりあえず二人は、おなじ方向に帰って行きました。
相変わらず友達は、見えなくなった瞬間「不倫カップルの誕生をみてしまったな」とか大声でいいだしました。
こいつある意味、潔すぎるだろ。
私「いやー、あの、そんな単純じゃなく色々あるんじゃないの」
友「キウイは、男女の機微がだからわかってないんだよ。だめだよそれじゃ」
なぜか、説教までいただきました。
友「あれはまちがいなくやる!」
私「いやー、色々なんか悩みあるみたいだし・・・」
友「空気読めばわかることだよ」
私のすがる視線に、お前は空気よんでもっと早く、さっき私にきづいてください!

何がいいたかったっていうと、みんな忘年会シーズンだけど節度ある飲み方しようぜ!
心情の吐露したくなるようなつらいこととかは、もうちょっと小さい集まりでな!
いい子のみんな、約束だよ!

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週明けは単なる合コンなので、暗くならず頑張りたいと思います。