この時期なら「品格」物読むのがセオリーだと思うんですが、今更感あふれるこれやっと読みました。

人は見た目が9割人は見た目が9割
竹内 一郎

新潮社

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


完全にタイトル勝ち。
私の中では。
てっきりこういうタイトルでくるということは
「美男美女、私はこんな得した生活おくってます!」
だと思った私。

迷わずとりました。セレブとかは手の届かない人、でも美男美女は100人いれば一人は絶対いるし。美容院いったり、カフェのお姉さんはかわいい率さらに高いし。
でも勝手に勘違いさせていただきましたが、これ見た目って容貌じゃなく仕草、表情など後天的なものをあげている本でした。
むしろこれなら小悪魔指南本をもっと一般大衆向けにしたかんじでした。
誰もが小悪魔になれる要素をもっていて、ちょっとのコツと考え方次第で自分の魅力を最大限に引きだしさえすれば、ハッピーな恋に出会えると著者は力強く説いている(asahi.com抜粋)「蝶々の小悪魔カルテ―恋が叶う小悪魔セラピー・コミック」これその前に読んだ私がいうんだからあんままちがっちゃいないはず。
ちなみに著者のプライベートな面叩かれているのネットでは良く見るけど、普通にこっちは出すごとにネタ不足なのか内容が薄くなっている方が問題な気します。
デフォルメしすぎだし。
でも恋とごぶさたとくれば蝶々のいうハッピーな恋をみてやろうじゃないの、と鼻から息まんまんで読んだわけです。

でもってこの二冊たいして向いている方向性のかわらない本だなと。

ちなみに私界隈の巷の美少女に最近の日常生活きいたら

「普通にしていると誤解されるから、色々ぼろださなきゃいけないんだよね。別に私腹黒なのはほんとだよ」

と大変苦労されていました。
一般人がぼろだしても評価おちるだけなのに、親しみをもってもらうために頑張るみたい。
そうそう、こういう体験談ってか美女でこんな得したの体験談を知りたかったのです。

高校時代、かっこいいと評判だった竹田君。もう一人武田君が同じ学年にいたのだけど竹田君と区別するために「かっこよくないほうのタケダ」とか呼ばれていました。
苗字だけで罪な存在。学校近くの道路には「LOVE 武田」とかかれ(多分普通に漢字間違われたのでしょう)、部活の時は遠くからかっこいいよねーといわれ、私もついにクラスが一緒になったときは感動しました。
で席も前になりプリントまわしたさい、ふりむいてびっくりした。
コレガタケダクン?

竹田君は遠くからみるとかっこいい男であった。

同じクラスになった当初4月、やはり竹田君は罪な存在で

「あ、竹田君と目あっちゃった。好きだと思われたらどうしよう」
と頬をあからめながら同級生アツコにいわれて、あタケダね、タケダと近くでみて好みの顔でなかった私ははいはい相槌うっていたがそのアツコがいなくなったとたん山口さんが言ったんです。
「やっぱ竹田ってかっこいいよね」
私「あーはい、そうね」
とりあえず4月、親交度を深めるためにやっぱり相槌、協調よね、な私。

「でもさ、さっきアツコはあーいってたけど、竹田私のことみてるんだよね」

ハ?
なんだ、おまえ、という前に
竹田。罪な男。むやみにイケメンとうのは火種をまきちらす存在なのです。
自信満々なこの子にやっぱり
私「あーはい、そうね?」
自信なさげに相槌うっといた。

その後竹田君、遠くからみないとかっこ悪い説は広まり火は消えた。
毎年4月のみクラスメイトにかっこよさをさわがれることから、ついに大学では「4月男」というあだ名まで頂戴したらしい。
あだ名というのは的確なほど残酷なものです。

イケメンってふりで竹田の話したもののやっぱほんとのイケメンじゃないとダメなんだわ。
中途半端なイケメンだからこそ3日であきたりするわけで。最初にイケメンだと期待するから些細な行動でマイナスイメージもはやくつきます。
だからこそほんとの美男美女の得した話読みたかった。(ループ)

もういっそ自分が自称美人になってネタつくるか。って方いらっしゃったらクリックしてください。
人気blogランキングへ