梅雨時期に書きはじめてたしょうもない
落ちもなにもない、SSです
←梅雨開けちゃったし 今は猛暑だし…
最近リアルの彼らの方が遥かに想像よりも上をいってますが 暇つぶしにどうぞ
「なぁ~ 」
「ん?」
最近買った二人掛けの少し大きめのソファーに
ネコが大きなのびをするかのように
っと言っても仰向けで伸びるネコは少ないか…
めいいっぱい手を伸ばし頭は逆さまに近い位に反り返り 雨を見ながら俺を呼ぶ
「なぁ~❤」
「なぁ~に~」
大きな黒い目を光らせて絡みついてくるように呼ぶ時は…
「なぁ~❤」
「な~に~」
その黒い瞳に吸い寄せられる
近づくと首に絡み付いてくる
ほんまにネコのようやな
「あかんで 」
「今日 雨やんか~」
「おん…?」
「…」
「だから なんやねん 」
「ちゅうしよー」
話が繋がらん
そんな事はもう慣れてきたが…
「あかん お前それだけじゃすまへんやん 」
目を細めて俺を見つめる
最近 あかんねんなー
ちょっと色っぽくないか~?
「あかんって 今日こそは買い出しして仕込みせな」
「じゃあ~ 手伝う❗」
「お前 邪魔するだけやろ」
「邪魔せーへんって」
「なんや 暇なんか~?」
「うん 」
「今日撮影とかないん?」
「うん」
「飲みとかはない?」
「うん 承志…俺が居ると邪魔?」
そんな寂しそうな顔されたらほっとけなくなるやん
「最近 しゅんすけはどうしたん?」
「あいつな~最近電話ないねん」
「そっか~」
そしたら凪沙からしたらいい気がするんやけど
それはせぇへんとこがらしい
「承志は俺が違う奴と居っても妬かへんの?」
「あんま仲よかったら妬くなー」
「なんや それ」
「お前やってそうやんか」
「妬かへん」
「じゃあ みーちゃんと二人で飲みに行ってもええやんな」
「あかん」
「あかんのかい❗」
「みーちゃんはあかん」
「誰ならええん?」
「あかん」
フッっ…
目を見合わせて笑う
そっと抱き締める
「しゅんすけ 俺の事飽きちゃったんかな~」
優しく抱きしめ 頬にキスをしながら
「俺は飽きへんで ずっと」
「うん」
はぁ~ もうあかん こんな寂しそうな凪沙ほっとかれへんやん
抱きしめて頬におでこに首筋に
そして唇にキスをする
幸せそうに嬉しそうに目を細める凪沙の顔を見て自分も幸せな気持ちになる
仕込みは明日やな~
上を向いてキスを待ってる凪沙の唇にそっと触れる
「ええの?」
「おん 手伝ってくれるんやろ?」
「うん🎵」
「ちょっと 待て❗」
「承志❤好きよー」
「あかんで今日は攻めさせんで」
「大丈夫」
「大丈夫やない❗」
「ちゅうして」
チュッ💋
「あかん こしょばいって~」
「ええやん 攻めさせてやー 」
「あかん そこはあかん」
こんな雨の日でも何だか二人で居ると幸せな気分になる
そやから まー雨でもいいっかー