「なー あんな~…」
うつ伏せぎみの姿勢でつぶれて ぐっすりと寝ている
微動だにしないその背中にそっとキスする
「行ってきます」
きっと昨日も遅かったのだろう
ちょっと酒の臭いがする
いつもすれ違いで 最近寝てる背中しか見とらん気がする…
でも ちゃんと起きるとお弁当と朝食が置いてある メモにはいつも ちゃんと食べるやで ってある
お前はおかんか❗
そっと 起こさんように朝食を食べて支度して出る
たまには一緒に食いたいねんなー
今日はなんの日か知っとる?
…
昼 起きると喉カラカラなのにまずタバコを探す
ん?
タバコの置いてあるとこにもう氷の溶けきった水が置いてある
あいつ アホやなー氷なんて溶けるやろー
って思いつつも 自然と顔がほころぶ
氷が溶けきった外に水滴だらけのコップをとり
一気に飲み干す
コップの後ろに栄養ドリンクが二種類も置いてある
あいつ 朝から何考えとったん?
最近 起きてる時に会ってへんからなー
今日はX'masやし早く帰ろ
しかしこの時期は忘年会シーズン
なかなか帰れなくて
家に着いたのは11時45分
リビングには電気は着いていたが ソファーで
寝とった
「凪沙…ごめんな…」
おでこにキスする
「ん…」
決めた 寝とるけどこのまま襲う
おでこからキスが首筋に…
「こしょい…やめて~」
そのまま下にキスが移動する
「んっ…」
承志「凪沙…」
凪沙「もう なにしてん」
承志「えっち」
凪沙「やめて 」
承志「お前 朝からムラムラしとったんやろ」
凪沙「しとらんし」
承志「栄養ドリンクおいとったやろ 二本も」
凪沙「承志が咳しとったから…」
承志「そうなん?」
凪沙「うん」
承志「じゃあ やめるか?」
凪沙「する ちゅうして」
そっとキスする
凪沙「メリークリスマス❗」
承志「お おん」
凪沙「ケーキ買って来たんやで 食べる?」
承志「後でな」
凪沙「えー 今食おうやー」
承志「今は凪沙が食いたい」
凪沙「あっ 見てみホワイトX'masやな」
承志「雪ちゃうやん 雨やで」
凪沙「ええやん」
承志「まーええか」
そんな X'mas過ごしてるといいなー
勝手な妄想にお付き合いいただきありがとうございました