承志「凪沙・・・」
通りからはみえない店と店の間の隙間に入ると抱き上げていた凪沙をそのまま抱きしめた
凪沙「承志・・・?」
承志「お前にもう会えなかったんじゃないかと思っただけでめっちゃ怖かった」
凪沙「ごめん・・・」
承志「お前は?怖くないん?」
凪沙「なんて?」
承志「もういいよ」
そのまま通りに戻ろうとする承志の腕をひっぱりキスする
承志「なーにー?どしたん?」
凪沙「承志怒っとるん?」
承志「怒っとらんけど もう心配やったんやからな」
凪沙の顔を両手で包みじっと見つめ 今度は承志から包みこむようなキスをする
凪沙「んっ・・・」
承志「店戻らんと」
凪沙「もうちょっと・・・」
承志「あかんよ やりたくなるやろ?」
凪沙「ええやん やろ!」
承志「ここで?見えるで」
凪沙「見えへんし なんかドキドキせえへん?」
承志「あかん 帰ってから」
凪沙「ええやん やろ」
承志「ここだと バックしかできへんで ええんか?」
凪沙「承志が抱えてくれればできるんやないか?」
そんな話をしてると承志のスマホが鳴った
承志「ごめんな うん 大丈夫見つけた すぐ戻る」
凪沙「店から?」
承志「うん 行かな 」
凪沙「だねー もうこれどうするん?」
承志「何?考えてて興奮しちゃったん?」
凪沙「うん」
承志「じゃあ 早じまいにするからちょっと待っといて」
と言いつつも承志も名残惜しそうに凪沙の唇を舐める
凪沙「そんなんせんといて 我慢できへんくなるやん」
承志「やな じゃ行くで」
出されその手を少し照れながら掴む
さっきまでもっとめっちゃエロい事言っとったくせに照れるとこがまた可愛いねんな・・
俺めっちゃこいつの事好きやわ
凪沙「承志~」
承志「ん?」
凪沙「来年も再来年もずっとおってな・・・」
承志「あたりまえやろ」