映画セラピーのすすめ 〜自分の影、嫌な部分を承認する〜 | イベント★で★ハッピー集客!女子起業を叶える場づくりのスキル&マインド

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こんにちは。

きわ姐さんです。


映画は自分のココロ、

内面に気づいて、

自分を知るツールになる。

それは、

まさに自分を癒せる

映画セラピー!



先日、そう書きましたが、

今日はそれについての

さらなる考察。


一般的なセラピーの手順は

怒りや悲しみ、苦しみ、

ココロの痛みを

感じて、出す。

その感情を承認し、

手放していくことで

癒されていきます。


いわば、自分の影の部分、

内面に潜む嫌な部分を

掘り起こす過程が

あるのです。


それを映画に置き変えると……。

人間の影の部分を

上手に掘り起こしている

人物やシーン、セリフに

ココロが共鳴するから、

自分の感情も動いて、

ダークな部分に

気がつくことに

なるといえます。


そういう意味で、

この映画はオススメです。

「ゴーンガール」。

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ネットで評価を観ると、

評が分かれています。

「胸くそが悪くなる映画だ」と

いう評価もあるほどです。

胸くそ悪い、って

よっぽどですね(笑)


そう、決して、

楽しかった、

良かった、

面白かった、では

終わらない映画。

物議をかもす映画なんです。



男女間の影の部分、

結婚の影の部分を

えぐり出しているから、

恋愛経験、結婚経験と

共鳴しやすい。


ただ、どこに共鳴するかは

人によって違うはず。

いろいろな見方、感想が

分かれる映画。


FBでオススメしたら、

「一番嫌いなタイプの

映画でした!

コメント出来ません」と

コメントしてくれた方がいました。


ワオ~、いいですね~!  

一番嫌い!(笑)

見事に、ココロが動いている

ではないですか!



嫌い、と反応する時点で

もう、この映画の要素が

自分や体験の中にある、

ということなんです。

認めたくないかも

しれないけれど……。



でも、そこを認めて、

ちょっと掘り下げるだけで

セラピーになります。



じゃあ、何が、

嫌いなのか?

誰の、

どういうところが

嫌いなのか?



自分にとっては

それが何で、誰なのか?

そう置き変えると

見えてくるものが

あります。


そして、そんな

嫌な、自分の影の部分に

気がついたら、

それは怖いです。

見たくないです。

どうすればいいんでしょう?



答えは、簡単!

ただ、認めてあげれば

いいんです。

そうだよね、

そういう嫌な、

ドロドロした部分、

暗い部分、

あるよね、自分(もしくは体験)には。



だって、

人間なんだから~。



そうやって、普段は無意識下に

収めている負の感情を

解放してあげるのです。



光があれば、影がある。

好きがあれば、嫌いも。

美点があれば、汚点も。

プラスもマイナスもあって、

成り立っている自分。


自分の暗~い影さんも、

認めてもらえることで

潜在意識のなかで

暴れなくなる。


逆に、認めてあげないと

どうなるのか。



これが、なんともまあ

すごいカラクリに

なっているんです!!!!!



なんと、自分の許せない部分を

他人に投影して、

嫌悪感を覚えるシステム‼️



自分は違うけれど、

あなたは嫌なところ

持ってるよねって。

他人事にしてしまうんです。


さらにビックリなのが、

そういう潜在意識下の

影さんが認めてほしくて、

同じような影を持っている人に

共鳴。またまた、そういう

嫌いな人を引き寄せてしまう

という、悪循環なシステム‼️



この人間のシステムを

2年前に知ったとき、

私は真底、驚きました。



そして、自分には、

嫌いな人が多くて、

嫌い、とすぐ区別するところが

あると気がついて、

たいそう衝撃を受けました。


そう、私は良い子、良い妻、

良い母を演じることに

一生懸命で、

それはそれは多くの

私自身の暗い部分に

目をつむっていたんです。

目をつむって認めず、

他人の中にそれを

見つけては、

他人事で嫌っていた。


最初は、信じられなかったし、

受け入れたくなかった。

だって、他人じゃん!って、

そう思っていた。


でも、自分は自分だけで

生きているんじゃあない。

生きとし生けるもの、

すべてのものは、

つながっているのです。



確かに、

嫌い!と反応している

その嫌いなところが

間違いなく自分の内面にも

存在していました。



そう認めるようになってから

苦手な人が、本当に

減りました!


もちろん、すべてを

好きになるわけでは

ありませんが、

嫌い!って嫌悪感を持つことが

減ったような気がします。


以前の私だったら、

考えられません。

あの人は苦手だとか、

嫌いだとか、

すぐに決めつけていましたから。



さてさて、

映画の話に戻りますが、

「ゴーンガール」のエイミー。

かなり、悪女かもしれません。

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が、彼女のダークサイドに

共鳴してしまう私がいるのです。


ちょっとネタバレに

なりますが、

私も少々、

エイミーと同じ経験してます。


浮気を知ったときの驚愕と

恐ろしく、ドロドロな気持ち。



相手だけ幸せになるなんて

許せない!と

やるせなくなる気持ち。



定職につかずに

日中の昼間から

テレビを見ている夫の姿に

嫌悪感を覚える気持ち。



夫の親戚に対して、

疎外感と孤独感を

感じる気持ち。



結婚なんてそんなもんでしょ、と

冷たく捨てゼリフを

吐きたくなる気持ち。



思い知らせてやる、と

復讐したくなる気持ち。



もう、めちゃめちゃ

共鳴してるぞ~!(泣)(笑)



ライターという職業に始まり、

エイミーと

シンクロしまくっている

自分が、恐ろしい(笑)

悪女エイミーちゃんの分身が、

確かに私の中にいるわけです。



それを自分で認めてあげます。

そうだよね、

エイミーみたいな感情、

エイミーみたいな経験、

あるよね、って。

つらかったよね、って。



そうすると、私の悪女な部分が

認めてもらえて、

解放されるのです。

そして、現実に悪女に

ならずにすみます(笑)


そういえば昔、

国生さゆりさんが

雑誌の対談で言ってました。

女優として、

悪女の役を演じることで、

自分のドロドロした部分を

解放出来るから、

スッキリすると。

その感覚と似てますね。


悪人が主役のドラマは、

自分のダークサイドを

知る、絶好のチャンス

だったりして~!



そう、人間は

天使の部分だけじゃないんです。

悪魔の部分もありますよ。

善だけじゃなくて、悪もありますよ。

嘘を1回もついたことがない人が

いないように、

誰も傷つけたことがないという人が

いないように、

それが、人間の本性なのです。

それを認めてあげましょうよ。


そんな本性をえぐり出す

原作者とデヴィッド・フィンチャー監督の

才能にシビれます。


「あなたは愛する人のことを

どれだけ知っていますか?」



これは、映画宣伝のコピーですが、

私は、こう問いたい。


「あなたは

自分のことを

どれだけ

知っていますか?」と。



「ゴーンガール」で、

映画セラピー会

やってみたくなりました。

気分爽快にはならないと

思うけれど(笑)

ご興味ある方、いらっしゃいますか?















<きわ姐さんって、どんな人?>
生き方のインタビュアー。
エディター・ライター。
絵本セラピスト協会認定
絵本セラピスト。
2男2女の母。

生き方のインタビュアーとして
取材、編集、執筆をする一方で、
心理学を学び、
絵本セラピストとして活動している。

両親の不仲に始まり、
人間関係に悩んで、
自分が好きになれない日々を過ごした10代。
2度の結婚に、
初めて授かった子の流産を経験した20代。
4度の妊娠出産を繰り返し、
子育てに没頭した30代。
そして、現在は
母親の役割に埋没せずに
自分として、
輝いていこうと決めている42歳。

自分を含めたすべての人が
自分を愛し、
自分らしく輝いて生きることを
応援していきたい。

会って話を聴くことで、
ストーリーを明確な言葉で伝えることで、
そして、絵本や本の読み屋として
みんなでそれぞれの想いを
シェアすることで。

「ココロが動くところに
自分の人生を変える鍵がある」

大人のための絵本セラピストとして、
自分らしく、
幸せに生きるための気づきが生まれる
絵本コーチングを行なっている。