2022年10月22日(続き)
入院のための
PCR検査を済ませた父は、
母と私がいる待合室に戻ってきたが、
すぐ看護師に呼ばれ、
病棟に上がって行った。
ここで付き添いの母・私とはお別れ。
主治医の先生が手術について、
家族に説明してくれると聞いていたので、
母と私はどこに行ったらいいか
看護師に確認したところ、
父が待機している場所の
ひとつ上の階に案内された。
そこは吹き抜けになっていて、
下の階の様子が見える。
真ん中に父がいて、
奥にやや賑やかな4人くらいの団体、
手前に3人の家族がいる。
手前の家族は
消化器の手術をして退院するお父さんと
合流したところらしい。
看護師から食事指導を受けている。
お父さんは元気そうだ。
奥の団体には、
入院患者の妻らしき人と看護師が合流。
看護師から話を聞いたあと、
団体全員が静まり返ってしまった。
まさに天国と地獄だ。
何だか病院内の縮図を見ているかのよう。
私たちも手前側の家族みたいになりたいよ。
なれるかなあ。
その他、下のフロアーには
歩行訓練など術後のリハビリをしている
70代か80代の患者が
行ったり来たりしている。
高齢者で手術を受けている人が
多いみたいだなあ。
30分以上待ったかな?
PCR検査で陰性が確認されたので、
父が病室に案内されていった。