初めてご訪問いただいた方はこちらをどうぞ→息子「ぽこ」と糖原病Ⅵ型

同じ病院に通う同じ県内に住む戦友との出会い。

希少難病の息子は、一人で戦わなきゃいけないのだと思っていた。

そして僕たち家族も手探りで、いつ抜けるともわからない真っ暗なトンネルを歩いている気分だった。

何も情報がない中から始まって、僕はブログを始めた。

でも…

今は実際に目の前に息子と同じ病と闘う仲間がいる。

やっと…やっと、ここまできた。

これらの思いの揺れと肩の力が抜けるような達成感（というよりも安堵感かな？）は、生の情報を探し続けては失望し、ゼロの状態からひっそりと備忘録を書き始め、「自分がテキストになろう」とここまで這い上がってきた僕にしかきっとわからないだろう。

戦友と初めて出会ったその日、妻のインスタに新たにDMを送ってくれた方がいた。

最近糖原病が判明したばかりの子のお母さん。

僕たちが戦友と初めて会ったその日、同じ病院で受診していたという。

糖原病グループLINEに加わって、仲間たちからたくさんの情報をもらったそう。

「一人じゃないって感じることができました」

そんな感想をこぼされていた。

具体的な情報が少ないこの病気。

型によって症状も対処法もまちまちなこの病。

生の情報をこれからも僕は掲載し続けようと思いを新たにしました。

2年くらい前までの僕が不安におののいていたように、きっと第二第三の僕はこれからも生まれてくるはず。

その人たちに「一人じゃないよ」って声を届けるために。

《11月外来編　完》

父子近影。

大きくなったなぁ～。

入学式がこちら↓

まだまだ僕の肘くらいの身長だったね。

6歳11月外来④ ～ようやくここまで…