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栄養士のタカオ先生がPHSを切った後、僕たちにこう告げる。

「アイさんが、今日外来にきていた糖原病の患者さんを引き留めてくれていて…」

なんと！

CLSのアイさんが、同じ時間帯に外来に来ていた患者さんを息子に引き合わせようと引き留めていてくれたのだ。

アイさんはこの病院のCLS。

入院中はもちろん退院してからも色々なコミュニティに誘ってくれたりと、本当にお世話になりっぱなしの方。

いまだに息子もこの病院を「アイさんの病院」と呼んでいる。

（ちなみにアイさんは僕がブログを書いているのをご存知）

面談を終えて急いでタカオ先生に連れられ小児の受付に向かう僕たち。

そこにはアイさんと一組の家族が僕たちを待っていた。

「最近筋トレにはまっている」（タカオ先生談）という一個下の女の子。

息子と同じ病気と闘っている戦士と、僕たちは初めて出会った。

僕はアメブロで、妻はインスタで、糖原病についての発信を行っている。

特にインスタの破壊力はすさまじく、外国のGSD患者家族からメッセージをもらったり、このインスタのおかげで「糖原病LINEグループ」まで発見したり。

そんなネットワークで闘病仲間は着実に増えはしたのだが、実際に会うとなると初めて。

彼女のお母さんはすでにLINEグループに加入しているので、連絡先もばっちり。

お恥ずかしい話、このブログも読んでいただいているというお話だ。

ボクたちが先にいなくなっても、キミは一人じゃないよ。

良かったね、ぽこ。

学校支給のChromebookで遊ぶ…いやいや、勉強する息子。

理解してりゃいいんだけどな…パズルゲームなんだよな、どう見ても。

ちなみに任天堂スイッチを欲しがってたけど、断固拒否したら、こんなもんを作りました。

これを量産して、「パパ、スイッチやろ〜」って。これで「仮想マリオカート」で対戦。

ちょっと切ない…

6歳11月外来③ ～戦友との邂逅