声フェチな人。 -12ページ目

声フェチな人。

声フェチです。

どうも\(^ ^)/

東京テディベアの小説です。 では。どうぞ↓


──────お母さんたちが部屋から出て行ってから何分かたった。
頭の中で「なんで私だけ?」という思いでいっぱいで。
なんでお母さんは私を好いてくれないの?
なんで私だけ・・・。
物心ついてから・・・というか──────私が覚えている限りではだけど───
いつも私だけ、こんな扱いだった。
お姉ちゃんとお兄ちゃんとは、違う。
何が違うの?
わからないよ・・・。
「・・・・・。」
ふいに目にとまった時計を手に持つ。
バラバラにしてしまったけど・・・
私の部屋にしまってある工具箱で直したのだ。
「───────────────あれ?」
直した時には気づかなかったけど、時計の裏に何かが彫ってある。
「えっと─────────なになに・・・」
『 ap y B rt y
  イへ
        カ よ 』
かすんで文字が見えなくなっている。
「──────なんて、書いてあったのかな・・・。これ・・・」
そのまま読めば、えっと───
あぴーびーあーるてぃーわいいへカヨ?
・・・・。
部屋の中で一人だとしても、さすがにこのつぶやきは恥ずかしかった。
───にしても
もしかすると─────お母さんが怒ったのは
このメッセージが理由なのかな。
きっと・・・
「ッ────────。」
・・・とりあえず
少しでも、お母さんに喜んでもらえるように、勉強しよう。
今度、テストもあるし・・・。
こんな時でこそ、ポジティブでいなくちゃ。
えっと、次は分数のところだったっけ・・・。
私は算数の教科書のページをパラパラとめくる。
『パラッ』
「ん・・・なんだろ、これ・・・?」
教科書の間に何かが挟まっていた。
なにかの写真・・・?
おもむろに、拾ってひっくり返す。
知らない男の人と・・・女のひとの写真。
でもどこか───見覚えがある気がする。
「─────あれ・・・?」
何かが、頬を伝う。
次々に流れてくる。
「──あれ・・・なんで・・・。」
大粒の涙が溢れて止まらない。
「なんで・・・?」
ぼたぼたと次から次へと流れ出してくる。
床が涙で濡れていく──────
そのまま私は、寝付くまで
涙が、止まらなかった。

なんか、重たい過去がありますね。・・・

もしかして、今のお母さんが何か隠しているとか( ^ω^)

次の話が楽しみですw