お稽古場ではね、

お点前さん(亭主側)になったり、
お客さんになったり、
主客双方のお役を稽古致します。


様々、お点前によっても異なりますけれど、
お客さんの、一つの動作やら、
一つの声、一つの音によって、

お点前さんが、次の動作に移ったり、
その後の展開を変えたり、、
ということがあります。




お茶席って、芝居小屋や劇場のように、
舞台と観客席の隔たりがある場ではないのですけど、

演者(お点前さん、亭主)と観客(お客さん)が、
同じフロア(お茶席)で
一つのものを造り上げる、、
演じるって申しますか、、

心一つに致しましてね、 正に、一座建立



、、なのですけれどね、
各々、お稽古の進み具合も違いますでしょ、
それに、うっかり、、というコトもね。



、、それにね、内々のお稽古の場面やのぅて、
ホントにお客様をお迎えして致します時にもね、



「今、お茶碗を返してくれはるタイミング」
「今、お振り出し(菓子器)が帰ってくるタイミング」
「今、吸いきりが聞こえるタイミング」、、、


、、そんな風に、
お点前さんが心つもりしていましてもね、
そうは行かへんことも多々


そこで大事なんが、
「臨機応変」「気働き」


利休様が教えておられる
和敬清寂の「寂」

「寂」動じない心


この心を修練するのが、
お茶のお稽古やと思って日々居ります。


お稽古の時にはね、
「今、お振り出し(菓子器)返さなあかんよ」って申しますよ、

けど、その時、
もし、今、帰ってけーへんかったら、次の展開はこう、、って
又一つ お勉強になるんですね。 主客の心得



「客の恥は、亭主の恥」

お客様に、気づつない思いをして頂かんでええように、
心を配る   おもてなしの心


もし、お客様が、心楽しぃにお思い下さらへんかったとしたら、
それは、亭主、こちらが恥ずこと 修練不足



これは、なにも、お茶の席だけのことやないですよね。


ビジネスシーンにかて、ご近所さんとの場面でかて
こんなコトあるんやないかしら?




紅翠のつぶやきに
お付き合いくださって有難うございました満足




 紅翠kou-sui HP

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