和的な国際人の母、紅翠でございます。
今日も、思い出の詰まった着物と帯を・・
この大島も、母から譲り受けたものですが、
私の代になってからも、一度、水をくぐってます。
紬は、洗い張りをする度に、生地が体に馴染みます。
着心地がいいので、袖を通す機会が多くて、
八掛が擦り切れる程です。
次に洗い張りをする時は、
袖を短くして、家着物にしようかと思っています。
この帯、実は着物地で仕立てたものなんです。
今から何年前になるでしょう・・
和裁のお稽古に通っていた時、お知り合いになって、
その後も親しくしていただいていた、お姉さんのような存在だった方と、
一反の付け下げ地を、半分にして、お揃いの帯に仕立てたのです。
あれから、20年以上のお付き合いでしたが、
4年前に、若くしてお亡くなりになりました。
この帯を締める度に、
お綺麗で、優しかったお姉さんの事を思い出します。
お揃いのその帯、
今は、形見分けで、どなたかの元にあるのでしょうね・・・
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