昨日は、午前中に
華道の新年会にお出ましになられる方の
お着付けをさせていただきました。
深い紺地の訪問着に古典柄の袋帯
格調高く、お客様にとてもお似合いでした
午後からは、お初釜に参りました。
先生がお濃茶をねって下さった後、
社中全員が、「初点」を致しました。
お師匠様が変わって初めてのお初釜でしたので、
お社中の皆さまが、どんなお召し物でお出ましか
分かりませんでしたので・・
淡い色目の付け下げに、
柄に個性の少ないつづれの袋帯を選びました。
TPOに合わせて着物を選ぶことも楽しみの一つです
こんな可愛らしい色目の着物を着ることがめったにありませんので、
娘に・・
「いやぁ~今日はどうしたん」と言われました
年とともに、また明るい柔らかな色目の着物が来たくなるんです
付け下げには、金箔が薄く引かれ、
刺繍が施されています。
(この刺繍は私が刺したものではありません )
季節を問わず、着物の柄ともケンカをしないこの帯も
取り合わせに困ったときに重宝しています。
付け下げや訪問着をお求めになられる時、
個性的な華やかなものと、
こんな風に、柄が小さな控えめなものをお作りになっておかれますと、
色んなシーンでお召しになれるのでお薦めです