日中国交回復(にっちゅうこっこうかいふく)した田中角栄を“井戸を掘った人の恩は忘れない”と、尖閣諸島に触れないでいた中国の態度を変えさせたのは、2012年、尖閣諸島を石原が東京都の所有にし、野田が日本の領土にしたことである。

尖閣諸島の海に、突然中国の”漁民“が集団で現れ、2020年、王毅が日本に来て、記者団の前で、「尖閣諸島は中国の物だ」と言った。

日本政府は、反論できなかった。

権力と癒着(ゆちゃく)している(ニューヨーク-タイムズ)新聞テレビ小銭稼ぎ(こぜにかせぎ)のコメンテーターは、王毅に反論しなかったと外務大臣の茂木を責めた。

自民党外交部は、こそこそイミフの”決議文(けつぎぶん)“を茂木に突きつけるていたらくであった。

アーミテージやバノンは、NHKの記者に答えて、「尖閣諸島は日本が占有しているが所有はわからない」と答えている。

要するに、尖閣諸島は、日本と中国の”紛争地域“ということであるから、日本政府は王毅に、そう答えればよかったのである。

要するに、日本政府も自民党外交部も、日本から遠い尖閣諸島を真剣に考えていなかったのである。

野田も石原も、「紛争地域の所有を決めるのは戦争である」という国際ルールを知らなかったのである。

自衛隊を出す覚悟があるか。

アメリカは人の住んでない尖閣諸島のために中国と戦争しない。

おまけ。

1尖閣諸島の中国名は、釣魚島(ちょうぎょとう/ディァオユーダオ)。

2日本で言う魚釣島(うおつりじま) は、尖閣諸島の最大の島。

3尖閣諸島と日本の九州の距離を権力と癒着している新聞テレビは説明しない。

おまけのおまけ。

1ウキペディアやAI辞書には広辞苑などの辞書•辞典の説明が書きかえられている。

2英語のウキペディアの「ウキペディアは辞書ではありません」の注意がある理由である。

おまけのおまけのおまけ。

「ウキペディアやAI辞書で調べるのはバカである」(きっちょむ)。

 

*尖閣諸島(せんかくしょとう)=沖縄県の石垣島(いしがきじま)の北にある諸島。*田中角栄(たなかかくえい)=1918~1993。第64代第65代総理大臣。*王毅(おうき/ワン-イー)=中国の外交担当国務委員。*ニューヨーク-タイムズ=アメリカのニューヨークにある世界で最も権威がある新聞の1つと言われる新聞/新聞社。*茂木敏充(もてぎとしみつ)=当時、外務大臣。*アーミテージ=アメリカの軍人。政治家。対日戦略家。*バノン=実業家。アメリカのトランプ大統領のもと顧問。