最終更新 2009年6月19日 12:33

最終更新 2009年6月19日 15:52


トレードとは残念ながらリスクを取らないとリターンが無い世界です


そのリスクは妥当なリスクなのか?

取るべきリスクなのか?

とってもいいリスクなのか?

許容範囲なのか?


そう言った事をリスクを取る前に確認したいです


後記


ではリスクとは一体何があるのでしょう?


ポジションに関して

○サイズの大きさ=オーバートレードではないか?

○位置=根拠のある価格帯か?早く売りすぎたり、

早く買いすぎたりしていないか?

○方向=トレンドに逆らっていないか?

○妥当なLC値=大きくやられない値幅

やられても取り戻せる範囲


資金について

○損失に耐えられる資金力=損失をカバー出来るか?

○想定どおりの運用=期待されていた目標が達成されない可能性

○価値の下落=インフレや為替変動など


時間について

○保有時間=資金とLCのエントロピーは増大から減少に向かう

LC値が狭いと資金が減るリスクは減少するが

頻繁にLCに引っ掛かるリスクは増加する

LC値が広いと資金が減るリスクは増大するが

LCに引っ掛かるリスクは減少する


このうち青で書かれているのが自分で何とか出来る部分です


○サイズの大きさについてはルールにも触れているように、

大体5,6回のトレードで取り戻せる程度のLC幅と枚数です

LC幅が広い人は枚数が少なくなりますし、狭い人は多いです

ただし、ロスカット金額は同じになります


○位置は価格帯の事を指しますが、決して値ごろ感だけで

売ったり買ったりしてはいけないことを言います

待ったほうが良い位置でポジションが持てることが

少なくありません

ちゃんと根拠のある位置でエントリーしましょう


○方向はトレンドに従うと言う事だけです

自分の思ったトレンドと違う方向にトレンドが出たなら

(出たと思ったら)すぐにポジションを閉じるべきです


○LC値はあまり小さすぎるとすぐに引っ掛かって

その累積が取れる利益を上回りますし、大きすぎると含み損に

耐える時間が長く、取り戻すための利益も大きくなるので

必然的に保有時間が長くなります

トレンドに対してトレードするならトレーリングストップが妥当だと思います


○損失に耐えられる資金力はそもそも、それを失わないのが大切です

ポジションに注意を払い、利幅を伸ばす事が大切なのです

では、失った時はどうするか?はんじゅくのようにバイトしたり、持ってる

余計な資産を売っぱらうか、預貯金を出すしかないのです

それほど大切なものなのです


○想定通りの運用が出来ない場合はルールやサインを見直すときです

また、そもそもその運用の想定自体が間違いかもしれません


○価値の下落については225だけではどうしようもありません

はんじゅくもそのやり方を知りません


○保有時間に関しては取らないと仕方ないリスクですが、

例えば値幅に対してトレードしているなら、あまり長く持つ事は

薦めません

トレンドに対してトレードしているのでしたら、利益が乗っていれば

なるべく長時間持つ事でリスクを減らせますし、またダメな時は

すぐに切ってしまう方がリスクを減らす事が出来ます


以上の事から


取るべきリスクは最大限に取り、

妥当ではないリスクについては

最小限に抑える

取っても良いリスクであれば積極的に

許容範囲内で取る


と言ったところでしょうか