No.130 樋口一葉記念館
コロナの中、東京都民は、外出自粛が続いていますが、都内だったら
大丈夫かなと前から行きたかった樋口一葉記念館に行ってきました。
幸いなことに、見学者は2名という三密が避けられる状況だったのが
良かったです。樋口一葉は、転居をかなりしていて、その中でも
東大の前にあるお寺の横にあった家に思い入れがあったこと、
この記念館が建つ竜泉町に住んだときは、雑貨屋を営んで、
また、「たけくらべ」という名作を生み出した場所だそうです。
その旧宅があったところには、標識も建てられています。
記念館の中には、当時の家並みを再現した模型があります。
「たけくらべ」のシーンが浮かびあがります。あーこの辺りで、
子供たちがケンカしたり、淡い恋にやきもきしたりしたんだなあと
思うと、100年前にタイムスリップしたいですね。
一葉の妹、くにが、遺品を良く残してくれたので、けっこう
モノが残っているのですね。関東大震災や空襲などを経て
いるので、それはすごいことだなあと思います。よくぞ、
残ってくれましたという感じです。
24歳で、後世に残る作品を書き上げ、短い生涯ながら、
すごい人だなあ、才能があったんだなあとしみじみ思い
ました。自分は、一葉よりも、何十年も長生きしていますが、
自分が残せるものは何だろうと、未だに考えている状況
です。
ということで、樋口一葉作品の現代語訳版がもっと出版
されるといいなあと思います。さすがに文語体だと、読みにくい
のですね。自分は、図書館にたまたま現代語訳の本を
見つけ、2,3作を読んだだけですが、なかなか面白く、
それで、一葉に興味を持ったので。ぜひ、現代語訳、
お願いしたいものです。
それと、よく江戸時代には、吉原が良く出てきますね。
浅草の北の方がその地域だということは知っていたの
ですが、実際はどこ? という感じでした。
今回、この記念館で発行されている小冊子にマップが
ありまして、吉原の中央の通りがあったところを
歩いてきました。おおとり神社の裏側に近いのですね。
お歯黒どぶというのは、今は埋め立てられていますし、
日本堤は地名に残っていますね。
今はないですけど、あーこの辺りが吉原だったのかと
テレビドラマや映画では見ますけど、本当にあったのかと
いうのが、まっすぐの通りや柳の木に少し面影が残って
いますね。
コロナ禍の中、数少ないお出かけができて、良かった
です。 小 確 幸!
