期末テストの結果が返ってきてしまった・・・・・


今回はおかんに

「期末で順位が下がったら・・・・あんたの小説と漫画全部捨てるからヾ(▼ヘ▼;)」

って言われたので死ぬ気で勉強したんです。


そしたら、前回6○位だったのに今回・・・・・・2○位にまで!!

奇跡だぁ~わーい!やればできる子なん(ry殴


なんかおかんが5000円くれたから明日本屋に行って思いっきり買いまくろ~♪

冬といったらやっぱりコタツでしょ!!
コタツでぬくぬくしながらいじるパソコンは最高ですよね!!
まぁ、毎年コタツの中でぬくぬくしすぎて風邪をひくんですけどねぇ・・・
でも反省はしてても後悔はしてません☆

初めて小説を書きました!!

完全なる自己満足な小説ですが暖かい目で見守ってください。



ギャグ日  曽芭


・曽良くんが風邪をひいてしまった話です。

※曽良くんのキャラが完全に崩壊しています。



【風邪ひき】


少し前から降っていた雨をベットの上から眺める。


「うーん熱いねぇ・・・曽良くん、薬はちゃんと飲んだんだよね?」


心配そうに風を歪めた芭蕉が額に手を添えてきた。


「・・・・・・・はい・・・・」


学校帰りに雨が降ったのだが、傘もささず、髪もろくに乾かさなかったせいで風邪をひいてしまったらしい。


芭蕉さんに看病される日がくるなんて・・・・情けない・・・


体調管理はしっかりしていたつもりだったのだが・・・・最近は風邪なんかめったにひかなかったから油断すた・・・・・・・。


「はぁー・・・・・」


熱による苦しさで大きくいきをはくと、額に置かれていた手が熱で火照る額をそっと撫でる。

冷たい指が気持ち良い・・・と不覚にも思ってしまう。


「曽良くん、大丈夫?・・・・って大丈夫じゃないよね・・・。水とか飲む?あと、ご飯も食べれる?タオル、もう一回ぬらしてきたほうがいいのかな?

私はあまり風邪をひかないからなぁ・・・こういう時どうしたらいいかわからないんだよねぇ。

ごめんね、頼りない師匠で・・・・・」


「っバカって「うるさい」・・・・・ごめんなさい・・・」


大分声量を抑えてるとはいえ、動揺した様子で話しかけてくる芭蕉に頭が痛くなり、掠れた声で一蹴する。

目の前で寝込んでいるのが一応病人だということをこの人は理解しているんだろうか。

なんだか、この人がいたら、治るものも治らない気がしてきた・・・・。


「うるさいので、黙ってられないのなら出て行ってください。」


「えっ・・・・ごめんなさい静かにしてるから、ここにいさせて・・・」


そういって、また頬を撫で始めた。

手を押しのけると、不満そうに口を尖らせた。


「曽良くん・・・曽良くん大丈夫?苦しくない?・・・しっかりして曽良くん・・・」


・・・名前を連呼するな・・・恥ずかしい。・・・・でもなんでか芭蕉さんの声が心地いいような・・・

芭蕉が今度は頭に手を置き撫で始める。


「芭蕉さん、そんなに何かしたいのならタオルを濡らしてきてください・・・・あなたにもそれくらいはできるでしょ。」


「・・・・・分かった・・・」


芭蕉は名残おしそうに手を離し、俺の額にのっていたタオルを片手に流し台へ向かった。


いつも頼りない背中が何故かとても恋しく感じられるのは、慣れない風邪のせいで頭が麻痺しているからだろうか・・・・。


行かないで・・・・。


自分で頼んだ事なのにそんな事を考えてしまうのも全部風邪のせいで頭が回らないからだ・・・・。

何故か急に目の奥がじんと熱くなる。


息もどんどん苦しくなっていく。


「もって来たよー・・・ってなななんで曽良くん泣いているのっ?」


「えっ?何言ってるん・・・」


目元にふれて初めて気づいた。

頬が濡れていたのは、汗のせいではなく・・・・涙のせい・・・?


「どうしたの?だっ大丈夫、曽良くん?」


心配そうな顔をした芭蕉が慌てて駆け寄ってくる。

別に泣きたくもないはずなのにどんどん涙が溢れて、止まらなくなってしまった。


「曽良くん?どっか痛いの?どっか苦しいの?」


「ちがっ・・・・・・」


違いますと軽く首を横にふる。

なんで泣いてるのか自分でも分からない・・・・・

どこかが痛い訳でもないのに、涙が止まらない。


芭蕉さんがベットに肘をつけ、服のすそで涙を拭いてくれるが、一度流れてしまった涙を簡単に止めることなんてできなくて、止めどなく流れていくものを我慢できなくなる。


「どっ、どうしよう・・・?あっ、そうだっ!!ちょっと待ってて、今お医者さんを呼んでくるから!!」


「あっ・・・・・」


芭蕉さんが行ってしまう。


俺のそばにいなくなる。


ぬくもりが消えていく。


俺はまた・・・・独りになってしまう?


「・・・・っ芭蕉さん!!」


叫ぶようにして、芭蕉を引き止め、腕をひっぱって体ごと引き寄せ抱きしめる。


「わっ!曽良くん・・・・?ちゃんと寝てなくちゃダメじゃないか。」


芭蕉を引きはがそうとするが、構わず抱きしめる力を強め、背中に額を押し付ける。


「・・・・・・・ないで・・・・・」


「え?」


「芭蕉さん・・・・行かないで・・・・・・。俺のそばにいてください・・・・。」


「そ・・・・曽良くん・・・・?」


戸惑いを隠せないでいる芭蕉を、絶対に離れないとでもいうようにがっちりと抱きしめる。

自分でもなんでこんなことをしているのか分からない。でも、絶対にこの人と離れたくないと思ったのだ。


「・・・・どこにも行かないで・・・・。俺を・・・独りにしないで・・・・。」


芭蕉は振り返り、頭の上にそっと手をのせ、髪をすくように曽良を撫でる。


「大丈夫だよ・・・・曽良くん。私はどこにも行かないし、曽良くんの傍から離れたりなんかしないよ?それに、私が曽良くんから離れる訳がないじゃないか、私は曽良くんの事が好きなのに。」


芭蕉は笑みを浮かべ、曽良の唇に軽く自身の唇をあてる。


「・・・・へへっ、そういえば私からキスをするのって初めてだね。いつもは恥ずかしくて出来ないんだけど今日は特別。」


頬を赤く染めながら笑いかける芭蕉を見ていると愛しさが込み上げてくる。


「芭蕉さん、今日のことは絶対に忘れてくださいね。」


「えぇ~、もったいないな~」


芭蕉が不満げに口を尖らせる。


「ちゃんと忘れないと断罪しますよ。」


軽く微笑み、芭蕉の顔を引き寄せキスをした後、ゆっくりと意識を手放していった。


「・・・・・ん・・・」


翌朝、起きてみると熱はすっかりさがっていた。だが機能のことを思い出すと羞恥で顔が赤くなる。


なんで俺はあんな事を・・・・


「んっ・・・・曽良くん、おはよう~。熱下がった?」


「はい、おかげさまで」


「そっかぁ、よかったね~。・・・・・ところでさ曽良くんは昨日のこと覚えてる?」


「・・・・・は?なんのことですか?生憎、昨日の事は学校から帰ってくる前までしか覚えてません。」


あのくそじじぃ、忘れろっていったのに・・・・


「え~、昨日の曽良くんとっても可愛かったのに・・・・」


「あぁ、ついにボケて妄想と現実の区別がつかなくなるなんて・・・・まったく、芭蕉さんくだらないことばかりいってないで早く着替えてください。」


「ボケって!!ひどいよ曽良くん・・・私はまだボケてなんかないんだからね!!」


ぶつぶつと文句を言っている芭蕉の頭を強く殴ってから、朝食を作るためにキッチンへと向かった。


このまま昨日のことも忘れてしまえばいいんだ・・・・。はぁ、やっぱり風邪なんてひくもんじゃないな。


「ねぇ、曽良くん、私ね昨日曽良くんが私を頼ってくれたときすっごくうれしかったんだよ?曽良くんったら全然頼ってくれないんだもん。」


芭蕉がにっこりと笑って言った。


「曽良くん、たまには私のことを頼ってね?」


・・・・・・・まぁ、たまになら風邪をひいてもいいかもしれないな。


END



ここまで読んでいただきありがとうございます。

小説を書くこと自体はじめてなのでぜひアドバイスをいただけるとうれしいです。

誤字・脱字をみつけたら教えてください。