前回の記事では、中1の終わりに学年トップになって、全国レベルでの自分の位置を確かめたいと思ったということを書きました。しかし、すぐにはその機会はなかったので、しばらくは今まで通りの生活でした。
 チャンスは中2の夏休みに訪れました。実家は田舎で、近くに大手予備校などはなかったのですが、地元ではそれなりに有名な「能開センター」という塾がありました。親にお願いして、能開の夏季講習(数学のみ)に通わせてもらえることになりました。ハイレベル数学?みたいな名前の講座を取ったのですが、そこで全く解けない問題に出会いました。勉強のできる人たちはこういう問題も解けるのかと思い最初はショックがありました。しかし、そこで負けず嫌い発揮して、分からない問題は完璧に理解できるまで講師に質問したり復習をしたりして、講座が終わる頃にはそのテキストの問題は全て解けるようになっていました。講師の方達に評価してもらえて、そこの塾生たちが受ける公開学力テスト(?)みたいなものの受験を勧められました。全国規模の模試は初めてだったので喜んで受けることにしました。結果は、5教科の順位が100なんとか位だったのですが、成績優秀者の欄に名前が載って嬉しかったのを覚えています。しかし同時に、この模試を受けた人たちの中だけでさえ100人以上上がいるという事実を知り、もっと勉強しないといけないなと思いました。実家は裕福ではなく、塾に継続的に通うことは不可能だったので、夏休み以降は自分で計画的に勉強することになりました。
 
 一方で、中2の夏休みは勉強面だけでなく、部活動での変化もありました。2年生の夏休みに、部内でランキング戦があり、シングルスで同期の1番になれました。勉強の息抜きなどの時間に家でもバドの自主練をしていた成果が出ていました。

 勉強もバドも両方頑張りたいと思い、それぞれで目標を立てました。勉強では、全国レベルの模試で100位以内に入ること。バドでは、シングルスで県大会に出場すること。

 夏休み以降は文武両道を意識して、隙間時間も有効活用して部活動と勉強に取り組みました。家での勉強の計画は分単位で作って実行していて、親にも驚かれました(笑) 例えば、19:00〜20:00勉強、7分休憩、20:07〜21:07勉強みたいな感じで、なぜか7分のような中途半端な時間で休憩をしていました。休憩時間には大体バドの練習(素振りや壁打ち)をしていたので、本当の意味での休憩時間はお風呂と睡眠しかなかった気がします。

 そんな生活を続けていた結果、中2の学年末テストでは5教科総合で490点台になり、分布表でも飛び抜けてきていました。学校でもいつの間にか有名になっていて、怖い不良に声をかけられることもありました、、。

 と、ここまで勉強や部活動は順調だったのですが、勉強と部活動に熱中し過ぎた僕は人間関係を疎かにし始めていました.....(大反省)

 次の記事では、友人関係のことを反省を含めて書いていこうと思います。