Soramimi♪ -53ページ目

籠入りムスメ

過保護のカホコ観てると、何だか昔の自分を思い出す。

 

 

何でも買ってもらえたり、あんなに可愛がられたわけではないけれど。

 

 

 

 

 

 

自分の意見とか、思ってることを言葉にするのが苦手で、代わりに母親が発言してたり、決め付けたり、そういうところを見ていると、自分と重なるところがあって、ぎゅんとした。

 

 

20歳くらいまで、親に反発とかあまり出来なくて、もやもやしてた。

 

 

遅れてきた反抗期を迎えて、苦しかったけれど、ようやく自由になれたような気がする。

 

 

今思うと笑えるけれど、26歳のとき初めて家出をした。

 

 

夜中にこっそりと、荷造りをして、無計画に。あれは衝動的だった。必死だった。

 

 

いつも、心配性で入念に準備をしないと動けない私が、一歩踏み出した瞬間だったかもしれない。

 

 

26年分の押し込めていた感情が爆発した瞬間だったかもしれない。

 

 

親は、実家を出て暮らすなんて大変だろう、なんて言っていたけれど、その逆で心が軽くなった。

 

 

一人の人間で、大人で、私にだってできる。

 

 

 

 

「のんびりしているから」

 

 

「要領悪いし」

 

 

 

 

そんなことない、私はできるよ。

 

 

 

 

 

「こうしなさい」

 

 

「ああしなさい」

 

 

 

私のことは、私が決めるよ。

 

 

 

 

 

たくさんけんかして、自分の気持ちをぶちまけて、暴言も吐いて、私も両親も苦しい時があったけれど、今は距離を置きつつ、いい関係を保てているような気がする。

 

 

 

 

子どもは親の思い通りにはならない。

 

 

 

子どもの幸せを守りたい気持ちは分からなくもない。大事に思ってくれる気持ちは分かってるよ。

 

 

 

だけど、子どもだって一人の人間なんだ。

 

 

 

良いこともあって、悪いこともあって、それが人生でしょう。

 

 

 

笑う日があって、泣く日もあって、それが人生でしょう。

 

 

 

だから、一歩踏み出すことを止めないで、見守っていてほしい。

 

 

 

親が代わりに何かをするのではなく、手を出すのではなく、見守っていてくれれば、それで十分なんだと思う。

 

 

 

 

 

 

今まで育ててくれてありがとう。