自分自身にとっての正義は何なのかを考えさせられる詩である。正義というのは、人に
よってさまざまであろうが、人間はその正義、価値観にのっとって人生を歩んでいく。そ
れを貫くには努力をしたり、自分自身に言い聞かせられる心の強さ、自分を信じ続けられ
ることが必要だ。それを身につけたとしても壁にぶち当たってなかなかうまくいかずあき
らめてしまうかもしれない。そんなときは自分にとっての正義がどんな存在なのかを考え
てみる必要がある。それが自分にとっての心の支え=HEROなのかもしれないと。
そのHEROが自分自身の心を、人生を、支えてくれているのかもしれない。また、
自分という人間を支えてくれているのかもしれないのである。それがいなくなると自分ら
しく生きていくことが困難になるかもしれない。
私は、人間というものはただ毎日を生きているだけでは生きているのではなく、自分の
中にある正義、価値観を貫くために必死にもがき、苦しむことで人生を生きているのでは
ないかと感じるのである。そういう人間は、闇を抱え自分で何もかも背負い込むことが多
くなるかもしれない。これでも生きていける人間というものに妙にかっこよさを私は感じ
る。この思いを持って生きていけるかが自分の納得いく人生を歩めるか歩めないかの鍵に
なってくると考える。
私のHEROというものはこれがまさに理想の形である。HEROというものを他人に
求めたり、誰かのためにHEROになれることこそがHEROだと考える人は多く存在す
るだろう。私は、そうではなく自分の中にあるHEROを呼び起こし、自分自身の人生自
体が自分にとってのHEROで在れることが大切だと考える。その生き様が人にとって理
想の形となり人にとってのHEROになれたら言うことなしなのだが…