私はクスコの町で高山病に効く強い薬を買い、即飲んだ。

プーノのホテルに着くなり、
私はホテルに備え付けてある酸素吸入をした。
空気が薄い薄い(-_-)

“ギブミーエヤー”“ギブミーエヤー”


さて気を取り直し、いよいよお待ちかねのティティカカ湖。
ん~こんな事で負けてなるものか~(笑)。標高は3890m。
同じ人間が住んでいる訳だからとても信じられない。

ティティカカ湖は、琵琶湖の約12倍あり、
ウロス島と言う浮き島が幾つもある。
トトラと呼ばれる草を使い、乾燥させ縛り上げて作る。
バルサと呼ばれる小舟まで作っている。
これは意外に安定感があり、乗り心地もなかなか良い。
ティティカカ

私は素晴らしい景色に魅了され、島に着くなりはしゃいでいた。
勿論、島の女性(ウル族)と同じ民族衣裳に着替え、
今年の年賀状の写真はこれで決まりだ~!
と言いながら…ハイポーズ…カシャッ…( ^_^)/

私はボニータ、ボニータ(美しい)、
な~んて皆におだてられ、すっかりその気になっていた。
お礼に原語でコンドルは飛んでゆく…を歌った。
とても喜んでくれた。

歌は国境を越える…あ~歌手でホントに良かった。



しかしはしゃぎ過ぎて、
その夜は手足が痺れて寝つけなかった事は言うまでもない。


あ~「ギブミーエヤー、ギブミーエヤー」

つづく…