昔のブログに載せていた旅行記が面白かった…と言われたので、改めてアップしてみました。大作なので、何回かに分けますね。

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いや~今回の旅ばかりは、さすがに参りました。
覚悟はしていたものの、期待を裏切らない過酷な旅でした。



まず行きの飛行機… なーッんて長いのよッ!
機上の人となる事約20時間…トランジェットを入れたら約24時間。


苦痛に絶え、やっとこ着いたホテル。
相棒のま~ちゃんは、疲れたからお風呂につかりたーい!
と言って湯をはった。


首都リマの五つ星ホテル…JWマリオット。
ガラス張りのピカピカの新しいホテルだけに内もとっても綺麗。

ところが、バスルームに行くなり、いきなり「あァ~ッ~ッ!」の悲鳴。

何とひねりっぱなしの蛇口のバスタブからお湯が溢れ出し、更にバスルームからもはみ出して、ドアの前までびッちャり浸水していた。

なッなんと排水口が無いのだ。

絨毯の上を歩けば、グチャグチャと音を奏で、
バスルームの床は5センチ程の湯がはっていた。

これはさすがに笑えない・・・(汗)。

下の部屋から苦情がきてもおかしくない。これはマ、マズイッ!
慌ててバスタオルを取り出し、吸い上げては絞り、吸い上げては絞り…
もう何度繰り返した事でしょう。
この作業は、疲労の体に応えた…応えた。
だってただでさえ、24時間かけてきてクタクタなのにィ… も~(泣)。


リマを離れ、クスコに向かった。
電車とバスを乗り継ぎ、念願のマチュピチュ
は素晴らしいお天気で私を迎い入れてくれた。


私はクスコで買った大好きな民族衣裳を身にまとい、
とびきりの笑顔で写真を撮りまくった。

空にはコンドルまで飛んでいた。
コンドルは、年に3回見れれば運がいい…との事。
勿論口づさむ歌は、コンドルは飛んでゆく。
私のレパートリー曲だ。我ながらとっても満足した。


しかしペルーはそう甘くはない。

クスコの標高は3360m。マチュピチュは2280m。
遺跡とはなんて階段が多いんでしょう。
息はハァハァ、頭はクラクラ、おまけに足先が痺れていた。

そう、軽い高山病だ。

写真は、4335mの景色を望みながら、はいチーズ!
本日は3855mのホテルに宿泊する。先が思いやられる。


プーノ