同伴出勤におすすめのワンピース

ホステスがお客様と一緒に出勤する同伴出勤。

一緒に食事をしてからお店に向かうことが多いです。

同伴のときは店内用のドレスを着てお客様と食事をしてもいいですが、

お昼の仕事と掛け持ちしていたり、食事をする場所によっては

店内用のドレスを着ていけない場合があります。

そのときは私服でお客様との食事に行きますが

男性ウケする服装のほうが喜ばれるので

上品なワンピースがおすすめです。

お店用のドレスに着替えるときも

ワンピースだと着替えがラク。

今回は同伴出勤に使える

安くて上品なおすすめワンピースを紹介します。

ベルトできちんと感があり、露出が控えめなので

お昼の仕事にも着ていけるデザイン。

流行のロング丈でマーメイドのラインが可愛い。

上品ながらセクシーなデザイン。

シャネルっぽいモノトーンワンピ。

ウエストのリボンでスタイルよく見える。

こちらもモノトーンでデザインが似ていますが

ゴールドボタンで少し大人っぽい。

最近はベージュ系のくすみカラーが流行していますが、

男性にはあまり流行を理解してもらえないので

定番のモノトーン系がおすすめです。

全身くすみカラーは男性から見ると

おばさんぽく見えてしまうそうです。

トレンドの形と色ですが男性ウケはイマイチ。

同伴出勤の服装のポイント

①カジュアル過ぎる服装はNG

　私服とはいえカジュアルやラフなものは

　お客様に喜ばれません。

　ちょっと良いレストランに行くような服装が正解。

②足元はハイヒール

　スニーカーはNG。

　７センチ以上のヒールが上品に見えておすすめ。

③バッグは小さめ

　大きいバッグは生活感が出てしまうのでNG。

　小さめバッグがドレッシーな印象になるのでおすすめ。

　昼職との掛け持ちで荷物が多いときは

　小さいバッグとサブバッグに分けて持つと綺麗です。

このような服装がお客様に喜ばれます↓

流行を取り入れながらも上品さと女性らしさがあり、

男性に高いレストランに連れて行っても大丈夫だと思わせるコーデ。

同伴出勤の服装は

流行と男性ウケのバランスを上手く取ることがポイントです。

コロナ禍で変化した北新地の街並み

コロナ前の北新地は夜になると

歩道が人で溢れ賑わっていました↓

特にホステスが出勤する時間には歩道が人でいっぱいで

ぶつからないように歩くのが大変だった。

コロナ騒動で一変した北新地の街並みの変化をまとめました。

新型コロナウイルスが日本で騒ぎになりだしたのが

2020年の2月頃。

北新地の人出も、その頃から徐々に少なくなってきました。

2020年3月には北新地を歩く人の姿はまばらな状態に。

同年4月7日～5月21日の期間、

大阪府に１回目の緊急自体宣言が発令されました。

2020年4月27日　19時頃　北新地本通り↓

緊急事態宣言で接待飲食店は休業要請となり、

北新地のお店はほとんどが休業となりました。

コロナ前と比べてがらんとした街並み。

JR北新地駅も普段なら乗降客が多いですが、

宣言の発令で夕方でも人が少なかった↓

2020年5月26日　19時頃　北新地本通り↓

5月21日に１回目の緊急事態宣言が解除されましたが、

接待飲食店は休業要請のまま。

北新地は完全に無人の状態。

2020年6月24日　21時頃　北新地本通り↓

6月には接待飲食店への休業要請が解除され、

北新地のお店もほとんどが営業再開しました。

北新地のメインターゲットである、

会社関係の接待や飲み会がすべてなくなったので

人出は少し増えたものの、コロナ前に比べると人通りは少ない。

2020年10月23日　20時頃　北新地本通り↓

7月～8月にかけて大阪の感染者数が増加しましたが、

10月頃には落ち着いていたため、北新地の人通りも増えていた。

この頃には少しずつコロナ前の日常に戻っていくのだと思われていた。

2020年12月11日　18時30分頃　北新地本通り↓

11月頃から再び感染者が増加したため、北新地のある北区は

午後８時までの時短営業の要請が出された。

クラブやラウンジは午後８時から営業する店が多いので

要請を受け、休業する店が多かった。

2021年1月29日　18時頃　北新地本通り↓

21年1月13日には２回目の緊急事態宣言が発令された。

宣言が出されたため、北新地のほとんどの

お店は再び休業することになった。

その後、2月28日に２回目の緊急事態宣言が解除されますが、

飲食店への時短営業の要請は継続。

2021年4月5日　20時頃　北新地　本通り↓

宣言解除後ですが、時短営業の影響で人は少ない。

2021年4月19日　21時30分頃　北新地本通り↓

この頃になると変異ウイルスで大阪の感染者は急増。

人出もなくなり、自主的に休業するお店も出てきました。

ライトが消えているお店が多く、通り全体が暗かった。

その後、大阪には2021年4月25日～6月20日まで

３回目の緊急事態宣言が発令されました。

2021年6月24日　20時頃　北新地　本通り↓

6月21日からまん延防止措置に移行となり、

飲食店は午後８時までの営業ができるようになった。

接待飲食店では

お酒の提供は19時まで、カラオケは利用自粛のため使えません。

そのため引き続き休業しているお店も多かった。

2021年8月2日　20時頃　北新地　本通り↓

7月に入るとインド型変異株の流行で

大阪の感染者数は再び増加。

8月2日から8月31日まで４回目の緊急事態宣言が発令された。

宣言慣れしているのか

今までの緊急事態宣言に比べると人通りが多く、

営業するお店も増えてきた。

北新地がコロナ前の賑わいを取り戻すには

相当な時間がかかることでしょう。

今後もコロナ禍の北新地を撮り続けていきたいと思います。

北新地の接待飲食店に欠かせない派遣ホステスの存在

北新地の接待飲食店では、お店に在籍している女の子だけでなく

ナイトワークの派遣会社に登録している派遣ホステスも働いています。

私が100店舗以上のお店を見てきたのも

派遣でいろいろなお店に行くことができたから。

派遣ホステスとは

女の子の出勤人数が足りないお店の依頼を受け、

派遣会社が登録している女の子を依頼のあったお店に派遣すること。

派遣ホステスは派遣先のお店では

「お店の女の子」として働きます。

お客様に派遣ということは絶対に言ってはいけません。

～派遣ホステスが派遣先のお店に出勤するまでの流れ～

シフトは１週間ごとに提出します。

①出勤当日や前日に派遣会社から、どのお店に出勤するか連絡がある

②出勤当日、北新地内にある派遣会社の事務所に寄り、

　メイクやヘアセットなど出勤準備をする

③出勤時間になったらバッグなど自分の荷物を持って出発

④お店に出勤し、依頼された終了時間までお仕事

⑤終了時間になったら席を抜け、黒服やママに挨拶して帰宅

派遣ホステスの出勤時間は

たいてい20時半～23時半か21時～24時の３時間枠。

時間は終電の時間によってどちらか選べます。

時給は2500円～3000円。

お店から指名がもらえたり、評判の良い女の子は時給が上がります。

私は５～６店舗から指名を頂いていたので、

派遣にしては良い時給をもらっていました。

～派遣ホステスのメリット～

①ノルマがない

　派遣は同伴や動員のノルマが一切ありません。

　お客さんへの営業をする必要がないのでラク。

②容姿に関係なく働ける

　お店で直接働く場合、面接で容姿をチェックされるため

　綺麗なほうが採用されやすいですが、　派遣の場合

　容姿は関係なく派遣会社に登録できるうえ仕事がもらえる。

③合わないお店には行かなくていい

　派遣先のお店が自分に合わなくて次回から行きたくない場合、

　派遣会社に行きたくないと伝えれば

　嫌なお店には派遣しないように調整してもらえます。

④派遣会社がお店との間に入っているので安心

　たまに給料の支払いが遅れるお店なども聞きますが、

　派遣ホステスは派遣会社から給料が支払われるので

　給料不払いや突然お店が閉店したなどの心配がありません。

～派遣ホステスのデメリット～

①毎回、出勤するお店が違う

　お店からの指名がない場合、毎回違うお店に出勤することになるので

　初めてのお店ばかりで緊張することが多い。

②お客様をつかめない

　派遣ホステスはお客様の名刺を頂いたり、

　連絡先を交換することは基本的にNG。

　もし名刺を頂いてしまった場合は、お店のスタッフに渡してから帰る。

　北新地でお客様をたくさんつかみたい人は派遣はおすすめしません。

③北新地が暇なときは仕事がない

　　台風のときや連休明けなど、北新地が全体的に暇なときは

　　派遣の依頼がほとんどないので出勤希望の日でも仕事がない。

　　コロナ禍の現在は、お店に在籍している女の子ですら

　　出勤を減らされている現状なので派遣の仕事はほとんどありません。

④時給以上は稼げない

　水商売は頑張ってお客様を呼べば時給以上に稼げる仕事ですが、

　派遣ホステスはノルマがない代わりに、

　同伴バックやボトルバックがありません。

　時給以外にお給料が増えることはないと思っていたほうがいいです。

～派遣ホステスはこんな人におすすめ～

①夜の世界を少しだけ覗きたい

　派遣ホステスはお客様を呼んだり、

　お店の人間関係に巻き込まれることがないので

　水商売にどっぷり浸かることなく

　夜のお仕事を経験することができます。

②夜のお仕事を始めたいが、お店の選び方がわからない

　お店で直接働きたいけれど、お店の選び方がわからない場合

　派遣で何店舗か経験すれば自分に合うお店の傾向がわかってきます。

　派遣はナイトワーク未経験でも働きやすいので

　ナイトワークデビューにおすすめです。　

　私も派遣ホステスから夜のお仕事を始めました。

～派遣ホステスのウラ話～

評判の悪いお店は在籍している女の子がすぐに辞めてしまい、

常に人手不足の状態。

出勤している女の子がほぼ派遣というお店もありました。

なかにはクセのあるきついママがこわくて

派遣ですら誰も行きたがらないお店も・・・。

基本的に女の子が働きにくいお店は

お客様にも避けられているのか暇なお店が多いです。

コロナ禍で飲食店の仕事が不安定な現在、

派遣ホステスの仕事も厳しい状況だと思います。

派遣会社に登録しても仕事はほとんどないので

今、ナイトワークをするならお店に在籍するほうが出勤できる可能性は高いです。

北新地の最近のドレス事情

北新地の夜のお仕事の服装というと

数年前はこんな感じでした↓

タイトなシルエットで膝丈ぐらいの定番デザインが主流でした。

２ほど前からファッションの流行がロング丈になるとともに、

北新地でもロング丈のワンピースが増えてきました。

最近増えてきたのはこんな感じのワンピ↓

スカーフ柄や花柄のロング丈ワンピが流行しているので

お店でも上の画像のようなワンピを着る女の子が多いです。

ただお客様ウケを考えると、

やはりタイトな定番ワンピのほうが男性ウケするので

定番ワンピも根強い人気となっています。

ロング丈ワンピは私服とお店用の兼用で着られるというメリットがあるので

今後も増えていきそうです。

老舗ラウンジがキャバクラ化！コロナ禍での北新地の変化

コロナ禍の夜の街の変化というと

来店するお客様の激減や、

女の子が出勤させてもらえないなどが挙げられますが

もうひとつ大きな変化があります。

それはホステスの若年化。

コロナ前の北新地のラウンジは

お客様の年齢層が高いことから、

２０代後半～30代半ばの女の子が一番多かった。

イメージはこんな感じ↓

コロナ禍の現在、女の子の年齢層は

20代前半～20代後半がメインになり、

キャバクラのように若い子が増え、年齢層が一気に変わってしまいました。

イメージ↓

コロナ禍でのホステスの若年化にはいくつかの理由があります。

①ナイトワークの求人が激減したため

　求人を出すと女の子が面接に殺到し、お店側が女の子を選び放題。

　買い手市場となっている。

②来店するお客様が減ったため、若い女の子を入店させて

　新しく若い子が入ったので見に来てください！と店側がお客様に営業できるから。

③店側がお客様を来店させることに必死になり、

　良い客に若い子しかつけないため

　経験のある30代以上がヘルプ扱いされ、肩身が狭い思いをし辞めていく。

若いからお客様を呼べるかというと

ラウンジやクラブの場合は実際そうでもありません。

結局はコロナが終息するまで夜の街は閑散としたままなのです。

男性が若い女性を好むのは昔から変わりませんが、

あまりにも若い女の子ばかりだと、落ち着いた内容のある会話ができず

北新地の良さが失われてしまったように感じます。

30代以上のホステスは駆逐されてしまったのではないかと思うほど

最近は北新地を歩いていても、20代前半のホステスが一番多いように思います。

20代であまりナイトワークの経験がない子は

30代～40代のお姉さんの会話や仕草、

メイクなどをお手本に夜の世界に染まっていきます。

新しく若い女の子が入店すると

あの子はこのお店のカラーに合わないかなと感じる場合もありますが

お店のお姉さんたちの服装や会話を勉強し徐々にお店に馴染んでいくものです。

今の北新地のラウンジはお手本になる年代がいなくなってしまったのです。

私も新人ホステスの頃は憧れのお姉さんの真似をして勉強しました。

同じお店のお姉さんたちをお手本にしていましたが、

特に憧れていたのは銀座の立花すみれさん↓

綺麗で上品で色気があって、こういうお姉さんになりたい！と

この動画を何度も繰り返し見ていました。

こちらは立花すみれさんのヘアセット↓

声や話し方も色っぽい。

北新地での経験豊富な30代以上が駆逐された現在、

北新地の良さや伝統を

若い世代に伝えていくことはできるのでしょうか。

コロナが終息しても、昔の北新地には戻れないのではと思います。