先週末から臨時休診をいただいてパレスチナに来ている.(予約が取れない患者さま,申し訳ありません)いつもはトルコ航空イスタンブール経由でイスラエルに入国するのだが,2年前のガザ侵攻以来,トルコはイスラエルと国交断絶してるので最近はドバイ経由.しかし出発直前,イスラエルは「パレスチナに入る国際ボランティアは空路入国禁止」のお達しを出した.結果,成田―ドバイは変わらないけど,ドバイ―ベングリオン(イスラエル)からドバイーアンマン(ヨルダン)に変更され,陸路での入国となった.24年前,初めてのパレスチナと同じルートだ.その時にイスラエル入国管理官から受けた仕打ちがトラウマになっていたので,どうなるかと思っていたら予想は良い方にはずれた.荷物検査は開ける必要もなくX線のみ.パスポートもちらっと見ただけで,にっこり「気を付けて」と,あっさり通ってしまった.
で,今回のミッションはベツレヘム公立病院,観光では何度も来ているけど,ミッションで来るのは初めて.いつも行くトゥルカレムは危険すぎるらしい.この街にはハマスもいないし,キリスト教徒が多いからイスラエルも来ない.現地スタッフも「ここは安全」と言っている.
観光客は激減してホテルや土産物屋は大変らしいが,確かに何事もなく,いつも来るパレスチナと変わらない.患者(ほぼ全員子供)を診察して手術して,夕食後は散歩して,向かいのスーパーで買物してホテルに戻る...悲惨なことが起きているガザと同じ国とは思えない.パレスチナすべてがベツレヘムのように平穏な地になることを祈る.エルサレム~ベツレヘム観光を検討している方々へ.今は狙い目です.旧市街も生誕教会もガラガラです.
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