春期講習10日目

あと少しでできるようになる

もうちょっとだ

できなかったことが少しずつできるようになってくると、子どもたちはもちろん、僕もうれしくなってきます

中途半端なところで終わってしまうと、また一からやり直さないといけなくなるのですよ

そうなるとこれまでに費やした時間が無駄になってしまう

そんなもったいないことができますか？？

とにかく粘り強く、絶対に諦めない。

時間から時間までの決まった時間の授業だけで、全員ができるようになったらそんなに楽なことはありません。

でも、そんなことは現実では起こり得ません。

一回やったらできる子は優秀。

でも、優秀な子はそんなにたくさんいません。

例えば「偏差値」は自分の位置を知る上では大変有用な数値です。

自分の得点がちょうど平均点と同じだった時の偏差値が50です。

偏差値が40だと、100人中85番目くらい。

偏差値が60の子は、100人中15番目くらい、というのが、偏差値の目安です。

偏差値という値の存在に否定的な方もおられるようですが、自分の位置を把握する上では有用な値だと思っています。

また、偏差値が出てくることによって、テストごとにそれを励みにするという意味ではこれからもなくならないでほしいなぁと個人的には思っています。

で、その偏差値が60の子は、おそらく一回教えてもらったら分かるようになる能力を持った子たち（100番中15番くらい、40人クラスだったら上から6番目くらい）なんですが、偏差値が40の子は、一回ではなかなか理解できない子たち、これから学習習慣を身につけて、これから学習能力を伸ばしていく集団になります。