【安全な日用品を選ぶときのポイント】

予防医学セミナーでもよくお話ししますし
「どんな基準で選んだらいいですか?」と
言われるのでブログに書きたいと思います。
※あくまでも色々な情報を私が収集した中で
今実際にやってみて体感していることを
お伝えしています。

日用品とは毎日身近にある
化粧品、シャンプー、リンス、
歯磨き粉、ボディソープ、
洗剤、柔軟剤、消臭剤、芳香剤etc

経皮吸収する上記のものは
1週間で10%しか排出されず
90%が蓄積すると言われています。
※池川明先生の「女性を悩ませる経皮毒」より

また、カラダの部位別に
吸収率の違いがあります。
角質層が厚い部位は吸収量が少なく、
薄い部位は多くなります。


性器については、
42倍と突出した吸収率となっており、
入浴剤やボディソープ、生理用品、
下着を洗う洗剤などは特に安全性の
高いものを選ぶようにしています。
 
また厳密にいうと、皮膚ではないですが、
口内など粘膜に覆われた部位は
角質層がないので皮膚バリアが
全く効かないので
歯磨き粉の安全性においても
非常に重要と考えています。

また、経気吸収(芳香剤や柔軟剤)は
呼吸と共に直接、
肺に取り込まれ直接血液へ影響し
体内を循環するため
肝臓での解毒作用は受けず、
毒性が取り除かれることはありません。

2013年に国民生活センターへ
柔軟仕上げ剤の臭いに関する相談が
急増しているという記事もあります。

毎日その影響を受ける場所に居たら
どうなるでしょうか?

1つ言えることは
世界の安全基準の中でも
日本の安全基準はとても低いと考えています。

日本の化粧品で一般的に
「無添加」と呼ばれているものは
2001年以前から旧厚生省が指定した
アレルギーの危険性が認められた
103種類の「表示指定成分」が
入っていない化粧品のことです。
ただ、表記においては絶対の決まりは無いので
無添加の基準というのは
まだまだ日本では曖昧です。

また無添加だからよいわけではなく
安全性を追求している科学の力
だからこそ安全に作れる技術も
世の中には存在します。

自然だから全て安心安全と
言うわけでもありません
(毒茸とかはその例)

科学の技術を活用して、
経皮吸収しても体内で毒にならないもの
活性酸素を生まないものもあります。

アメリカやヨーロッパでは
オーガニック認証やリーチ基準など
日本の8倍〜20倍安全基準が
高く設定されていると言われています。

また、特にホルモンバランスに影響する
であろう環境ホルモンのリスクも
考えると日用品の液体の容器が
BPAフリーである事も重要です。

日用品はBPAフリーの容器で
売っているものを選びましょう。
※環境ホルモンとホルモンバランスについての
リスクに関するおススメ本「毒だらけ」

また、動物実験をしないと
安全性が確認できない成分を使用する
メーカーは避けるようにしています。

ヨーロッパでは2009年には
動物実験している化粧品は
販売しないと表明していますが
日本ではまだまだです。

香料についても
ヨーロッパで認められているものが
世界では一番安全と言っていい
基準なのでヨーロッパの基準を満たす
香料選定基準のもと香料を選んでいるか?
もチェックしたいところです。

最後に、
環境に流した時に「生分解」するものを
選ぶという事も安全なものを
選ぶ基準になります。
※第三者機関でのテスト結果を持っているか

【まとめ】
・日本の安全基準ではなく
世界の安全基準から見て選ぶ
(特にヨーロッパの基準以上)の日用品を選ぶ

・BPAフリーの容器で
販売されている日用品を選ぶ

・動物実験されていない日用品
(ノーアニマルテスティング)を選ぶ

・生分解性される日用品を選ぶ

気をつけている事は上記で以上になります。

上記の基準で日用品を選んだ結果
あらゆる不調がなくなるなど報告いただきます。

これを使ったから良くなったという
直接的なエビデンスはなかなか
取りづらい部分ですが、
結果として様々な報告をいただいています。

何か質問などがあれば
LINE@の方でぜひ質問ください♡