経典に女人は五障とはされていないと言う人がいた。
バラモン教の教えを批判した言葉だ、と言う。
実は、経典に「五障」とあるのは法華経だけだ。
女人成仏を説いた際に舎利弗が言及しただけだ。
五障とは、梵天王、帝釈天王、魔王、転輪聖王、仏の五つになれないとすることだ。
他の経典に、この五障がない事は、インターネット上の「大蔵経データベース」で検索・確認できる。
経典では、法華経以外ヒットしない。
莫迦にする口調で「なんという経典か示せ」と強気だった。
きっと大蔵経データベースで確認したのだろう。
しかし、佛説瞿曇彌記果經等を示すと黙った。勿論間違いを認めるような言葉もなかった。
そこには「五事」とあり、彌沙塞部和醯五分律には「五礙(げ)」とある。
上から目線で攻撃してくる人、謝罪ができない人を見ると「おまえ禅宗か」と聞きたくなる。
(禅宗でなくても、禅傾向を感じる)
相手の隙を見つけて、チャンスとばかりに揚げ足を取るように攻撃する人は、真言宗傾向を感じる。
とりあえず攻撃的な表現をする人は、浄土真宗の人に多いように感じている。