法報応の三仏⑦ 観音経と三仏「南無観世音菩薩」と唱えるべき? | kitani1のブログ

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法華経観世音菩薩普門品は、観音経として有名だ。

「南無観世音菩薩」と唱える事を勧める。

そうすれば、観世音菩薩(観音様)が、苦難を持っている人にあったいろいろな姿で、助けに来てくれると説かれている。

 

「南無妙法蓮華経」とは唱えないのだろうか。

 

観世音菩薩普門品には
観音菩薩に瓔珞を供養とした衆生が説かれている。
受け取ろうとしない観世音菩薩に釈尊が受け取りなさいとされる。
観世音菩薩は瓔珞を受け取るが、
すぐに、釈尊及び多宝仏に供養する。

つまり、観世音菩薩が本来の受け取るべき人でない事を示している。


天台は多宝仏を法身(真理)仏、釈尊を報身(智慧)仏としている。
そうすると、観世音菩薩は応身(働き)の一分となる。


つまり、観世音菩薩普門品は法華経の働き・力を説いていることになる。

末法に説かれる「南無妙法蓮華経」は、日蓮大聖人に付嘱されるため、

ここでは、かりに「南無観世音菩薩」としていると考えられる。