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お釈迦様に背く既成仏教


【方便の教えに執着する既成仏教】
 お釈迦様は42年間、人々の理解や好むところに合わせ、いろいろなお経を説かれました。しかし、時が満ちて、民衆がお釈迦様を信じる力が強くなったことを感じられ、無量義経というお経を説かれたのです。そこでは「念仏・禅・真言は全て方便(仮に説いた教え)である」とされています。そして、無量義経に続いて、真実のお経として法華経を説かれたのです。法華経では「仮に説いた教えに執着をしてはならない」と説かれています。
 つまりこれは、小学校で足し算引き算を習った後、中学校の数学を勉強し、高校で高等数学を学ぶというように、順番にやらなければならないのと同じです。「簡単な足し算が早くできるから、高等数学が理解できる」ということにはならないのです。


【法華経をそしる罪】
 既成仏教といわれる浄土宗、浄土真宗、禅宗、真言宗など、すべての宗派は、この法華経にそむいています。
 浄土宗の開祖法然は「法華経を捨てよ」といい、法然の弟子で、浄土真宗の開祖である親鸞も同様に考えました。
 禅宗では「経文は必要ない」と、法華経無用論を根本としています。
 真言宗の開祖空海は、「大日経こそ最高のお経で、法華経は戯(ざ)れ言の経文である」と、根拠もなく、法華経を無理矢理おとしめています。
 法華経に「法華経がすべての経典の中で最第一」「正直に方便を捨てよ」「他の経典に頼るな」と書かれていることが信じられず、それぞれが信じるお経に執着したためです。

 法華経では、「法華経を信じず、そしる人は大変な苦しみを味わう」と説かれています。開祖の苦しんだ姿は、弟子たちが隠すため、なかなか表に出ていませんが、空海の悪そう(ハンセン病か。性霊集補闕抄)や、親鸞が臨終の時、実の娘が親鸞の信じる念仏を疑う程の死相だったことは、書簡(恵信尼書簡)で知ることができます。
 また、中国では、密教の開祖善無畏が「地獄の相」(続高僧伝)を示して亡くなったことや、善導や善導の話を聞いた多くの人が投身自殺したこと(浄土往生伝・続高僧伝)が伝わっています。

 既成宗教を信じることは、根本である教祖等が法華経誹謗をしているため、水源が放射能で汚染された水を飲むのと同じです。少量の放射能に汚染された水を飲んでもすぐに病気になったりはしませんし、おいしく感じるかもしれません。しかし、いつしか、原因不明の苦しみがやってくるのです。
 「代々既成仏教のお寺の総代」という家庭を見てください。何らかの苦しみを持っている様子が見とれす。でも、彼らは、その苦しみの原因が、間違った宗教・教祖にあることは知りません。


【法華経の正しさを証明された日蓮大聖人】
 鎌倉時代にお生まれになった日蓮大聖人は、当時の仏教界や政府がお釈迦様の教えにそむいていることから、このままそむき続けると、経典に書かれているように内乱が起こり、他国から責められると予言・的中されました。いわゆる「二月騒動」「蒙古襲来」の予言です。
 予言者と言われる人の予言とは違い、お釈迦様の経典に示す道理から予言をされました。「二月騒動」「蒙古襲来」の予言の的中は、お釈迦様の経典に説かれていることは真実であることの証明でもあったのです。

 また、法華経では、上行菩薩が末法と言う時代に出現し、法難に合いながら法華経を広めることを予言しています。法華経に説かれる法難は、日蓮大聖人への法難と全く一致しています。法華経は未来に起こることを予(あらかじ)め示し、日蓮大聖人が正しく法華経を弘める上行菩薩であることを証明しているのです。
 さらに、法華経は未来に起こることを正しく書かれていることから、法華経が真実の教えであることも示しています。


【経典に示される災害の原因】
 お釈迦様は悪象に踏みつけられても、間違った宗教にだまされるよりましであるとされています。悪象に殺されても今世の苦しみだけで終わりますが、間違った宗教に毒されると、心がゆがみ、来世にまで苦しみを持ち込むことになるからです。また、誤った宗教が広まると個人の苦しみだけでなく、多くの人々を巻き込む大災害が起こると説かれました。そして、末法の時代は、お釈迦様の教えが滅び、誤った宗教が広まり、そのために災害や争いが絶えない時代であるとされています。
 現代はその末法です。お経典の勝劣に迷い、真実の仏法か遠ざかり、心が乱れ、欲望中心の世界となっています。日蓮大聖人は「立正安国論」に、現在の災害や戦争は、その原因である誤った宗教、思想を退治することにより、真の幸福、真の平和につながると説かれました。


【末法こそ正しい仏法が広まる時】
 中国の天台大師や日本の伝教大師など、法華経を正しく広めた方々は、末法こそ「妙道にうるおう」「法華経が正しく広まる」大変意義のある時代だとされました。
 日蓮大聖人は、法華経の予言や、天台大師・伝教大師の予言通り、末法にご出現されました。末法の法華経は「南無妙法蓮華経」であることを経典の道理から示され、この正しい仏法を広めることにより、災難のない世界がつくれると説かれました。
 また、お釈迦様の功力がなくなった末法の御本仏として、末法の衆生のために、根本のご本尊を顕されました。この御本尊は日蓮正宗大石寺に伝えられ、我々衆生を仏さまの境涯に導きます。このご本尊を信じることにより、誰にも何事にも崩せない真の幸福な境涯を得ることができるのです。